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CIBONE×ROLLING HOME ファッションとインテリアを地続きに。

2012.06.20

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本質的に価値のあるデザインを追求し、ライフスタイルを提案するインテリアブランド「CIBONE」と、〈The River〉〈HAGAN〉といった遊び心の溢れたブランドを擁するショップ「ROLLING HOME」が手を組んで、何やら面白いプロジェクトを展開しています。ジャンルの壁を越えた、興味深いコラボレーションの全貌を探りました。

Photo_Yuya Wada
Edit_Ryo Komuta

そこに住まう人のことを考えたプロダクトを。

-今回のプロジェクトはどのようにスタートしたんですか?

CIBONE MD 中塚基宏氏(以下中塚/敬称略): 以前に「ROLLING HOME」さんが催されていたアパレルショップとの取り組みで、ファッションだけではなく、そこに住まう人を感じさせるような空間作りを拝見する機会があり、暮らす人を想像しながら様々なコトを提案したいと思っている私たちも共感できるものがありました。私たちもファッションを扱っているのですが、ショップのメインディスプレイはインテリアを中心としたものが多いので、いつかこうしたファッションを切り口にしながらも、そこに住んでる人を想像させるような提案ができたらすごく面白いなと思っていたこともあり、今回ご一緒した感じですね。

-「ROLLING HOME」といえば、そうした空間との関わりをすぐに連想します。

クリエイティブディレクター 大村鉄也氏(以下大村/敬称略): はい。元々「ROLLING HOME」のコンセプトは、70年代にRVカーを改造した人たちが、定住しないで色々な街に立ち寄っていくっていう写真集があって、そこから来ています。なので、僕たちが作り出す世界観、空間を色々なショップやギャラリーなどで表現していく、そこに合うモノを都度都度コーディネイトしていくというスタイルでやっているんです。

-ちなみに、今回のようなインテリアショップとの取り組みって?

大村: 初めてですね。やはりファッションのショップでやることが多いんですが、今回はインテリアショップでやるわけなので、「CIBONE」さんで取り扱っているものも取り入れつつ、空間をコーディネイトさせてもらいましたね。

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華やかなアフリカンバティックに彩られた、一際賑やかな空間。

-コラボレーションする前の、お互いの印象はいかがでしたか?

中塚:お二人の考えるファッションは、ただ単純に着るというだけではなく、「どんな暮らし方をしているのか」「どんな風に楽しんでくれたらうれしい」、そんなところまできちんと考えているんだな、と改めて驚きました。洋服のデザインということよりも先に、その考え方が印象的でしたね。 そんなことをお話ししながら、今回は、ファッションの別注はもちろんですが、クッションやバブーシュなどといった、インテリアのプロダクトも一緒に作らせて頂いたんです。

-ここまで大きい空間でショップインショップを展開することってあるんですか?

中塚:ショップインショップ自体は、何度かあるんですが、今回のようにいつもそのブランドがメインでは作られていないものを一緒に創りだす、というのは初めての試みですね。ただ、今回びっくりしたのは、2〜3回打ち合わせをしてなんとなくのイメージをJUNさんと相談しただけで、次にあがってきたサンプルがもうほぼOKというようなレベルだったんです。それを見たときは本当にうれしかったですね。

-それだけ両者が同じイメージを共通できているんですね。

ディレクター JUN HAGAN(以下JUN/敬称略): まぁ、そうなんでしょうね、はい。(笑)

大村: (笑)。僕とJUNの進め方って、テーマを持ってストーリーを作ってから洋服作りをしているんです。なので、今回インテリアということで、〈The River〉や〈HAGAN〉を着た人物がどういう所に住んでるか、というのが自然に連動できたんだと思います。

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左:〈HAGAN〉リメイクTシャツ ¥12,600、右:リメイクダンガリーシャツ ¥22,050

-今回のプロジェクトのコンセプト「Color Beat」も、きちんとストーリーがありますもんね。

大村: そうですね。フランスのプロヴァンスを舞台として、コンゴ出身のフランス国籍の男性Sciroccoと、フランス人女性Mistralが暮らす部屋を想定しています。 (Scirocco:サハラ砂漠より地中海北岸に吹く高温の南東風。Mistral:冬から春にかけてアルプス山脈からローヌ河谷を通って地中海に吹き降ろすフランス南東部に吹く地方風)

中塚: このシーズンテーマが元々、南仏の空気感のようなものでした。そのテーマに、さらにお二人が創りだしてくれた、「SciroccoとMistralの暮らし」のストーリーが加わり、それが軸になりました。そして、そこからどんなモノがその空間にあるだろう? そんなディスカッションが始まりました。

-やりとりとしてはどのように進められたんですか?

中塚: まずは、予めサイズなど、マストな情報はもちろんですが、いつも「CIBONE」で考えてご提案していることから、どんなものが「CIBONE」のお客様に人気があるか。そんなことをお伝えして、その上でデザインなどの部分はお二人に作り上げていって頂きました。

大村:で、僕らは「プロヴァンス」っていう話をいただいて。元々〈The River〉では今シーズン、"AFRO IVY BEAT"というテーマを掲げ、アフリカンバティックを使ったクリエイションをしていたんですが、そこにはそもそも「コンゴ」という国のテイストも入っていたんですよね。

JUN:そこでフランスとコンゴが繋がって(注:歴史的に両国は繋がりが深い。コンゴ共和国の公用語はフランス語)膨らませていったんです。なので、アフリカンバティックを使ってどのようにプロヴァンスを表現していこうかなというのが、今回のテーマでしたね。

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左から〈The River〉VネックT ¥9,975、クルーネックT ¥9,975、〈HAGAN〉ストール ¥15,750

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〈HAGAN〉 ポーチとしても使えるリバーシブルトート 左:Sサイズ¥13,650、右:Lサイズ¥15,750

-ちなみに、この空間の中には「CIBONE」のものと「ROLLING HOME」発のものが混ざっているんですか?

大村: まさしくその通りですね。基本は「CIBONE」のアイテムで構成して、造作の一部を持ち込みで作ってます。

-ということは、事前に家具などを選定しつつ。。

中塚: そうですね。でも、そこまで細かくは決めずに、その場で即興的に決めていったというか、ライブっぽい作り方でしたね。ただ、きちんとキャラクターのイメージがはっきりしていたので、迷ったら根本のそこに立ち戻って、という風に進めていきました。

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