ONE DAY WITH EASTPAK
2014.05.27
-〈イーストパック〉と最初に会ったのはいつ頃ですか?
春日: 〈イーストパック〉と最初に会ったのは、従兄弟の兄ちゃんが持ってて。僕が中学校のときに彼は高校生だったんですけど、彼が通学で臙脂色のデイパックを使ってて「あーすげーカッコイイな。」って思って。で、正月のお年玉で売ってもらいました(笑)。
-くれなかったんですね(笑)。
春日: そう、くれなくて(笑)。 で、そこから通学で使いはじめて。ちょうどその時、スケートをやり始めたばっかだったから、背負ってプッシュして、5キロとか離れてるパークまで行って、その時にいっつも使ってましたね。だから今の生活の中心にあるスケートを始めた時と同じタイミングで出会ったものだから、自分にとっては本当に自然ていうか、いつもそこにある感じです。
-普段使う鞄の条件とかってありますか?
春日: 楽に扱えることですね。どこにでも置いちゃうし、なんでも詰め込める感じ。肩肘張ってない感じがちょうどいいですよね。鞄に気を使ってしまうとか本末転倒だし(笑)。
-バックの選び方とか、コーディネイトはどういう感じに決めていくんですか?
春日: んー、最初に決めちゃうかもしれないっすね。うん、靴と鞄を決めます。そっから、なんとなくコーディネイトを決めていく感じ。靴と鞄ってコーディネイトのキーアイテムじゃないっすか。
-鞄や靴ってアクティブな人なのか、そうじゃない人なのかとか、その人の生活や価値観が如実ににじみ出て、面白いですよね。
春日: 確かに鞄だけでも、その人のライフスタイルの大部分が見えてきますよね。種類も多いし、利便性に合わせて選ぶし。そっから、自分なりの味を楽しんでる人とか好感持てますよね。
-ところで春日さんって、すごくスタイルのある方だなぁと思うんですが、コーディネイトのコダワリとかあれば教えてください。
春日: んー難しいなぁ。割合でいうとラフが8、キレイが2です。スケートする時と、買い物とか行くときの服装の差が激しいですね。日によって、コーディネイトは全く違います。デートとかショッピングとかだったら、ジャケットやコート、革靴だって履きますし。自分も大事だけど、相手も大事にしないとファッションじゃないっすね。
-すごく共感できます。その日の目的や場所に合わせて変えるってことですね。
春日: そうです。だから、服を決めるっていうことは当たり前かもしれないけど、今日何をするのかとか、今日会う人のこと、そういうのを第一に考えてから決めますね。
-では、自分らしく生きるコツとかあれば、お伺いしたいです。
春日: うまい具合に流されることですかね。つまり「自分はこう!」って決めないこと。そうするとそのまま成長も変化もないですし。人からの影響を素直に認めて、自分なりにブラッシュアップしていく感じですね。頑固は得なことないですから。まぁ自分なりのフィルターは通しますけど、うまく波に乗る感じですね。まったり暮らすのが一番です(笑)。
-それは昔から変わらないことですか?
春日: 僕A型なんで、きっちりしてたんですよ。でね、洋服屋いたときにこんなのありなの?ってくらい緩かったんです。そこで影響されて、細かいことを気にしすぎると疲れちゃうなーって、それに比例してガツガツした感じとかはなくなりましたね。色んなことに対して動じないし、変化にもうまく順応できるようになりました。