日本古来の定型詩からツイッターまで。制限文字数140字のメモ帳。
2011.10.21 08:00
タッチスクリーンをスワイプしながら文字を書く。そんなことは、テレビCMでも流れるほど、当たり前のテクノロジーとして認知されています。だだ、手書きの質感、風合い、魅力を忠実に再現しているのかというと、まだその域には達しているとは言えません。
ペンを握り、何かを書く。このアナログな行為は、まだまだ未開拓の可能性が秘められているのかもしれません。
そこでご紹介するのが、大竹雅俊と大竹雄亮による兄弟ユニット〈ポート(PORT)〉が手がけたメモ帳。その名も「MEMO-GEN」。
MEMO-GEN ¥630(活版印刷 天糊製本 55×172mm 80枚)
俳句や川柳、短歌といった古来より続く日本の定型詩に対応するタテ7文字ヨコ20行に、ツイッターの制限文字数である140字で構成されたこちらのメモ帳。凹凸のある活版印刷が豊かな風合いを醸し出してくれます。
また、二つ折りにするとクレジットカードと同様のサイズに設定されているため、財布やパスケースに簡単に収納することができるのです。
派手さはないけど、気が利いている、ちょっぴり人に勧めたくなるメモ帳「MEMO-GEN」。渋谷のSPBSに期間限定で置いてあるようです。是非。
Text_Hiroshi Yamamoto
PORT
www.port.vc