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WHY LOZZa?イタリア最古のアイウェアブランド。〈ロッツァ〉が今、選ばれる5つの理由。

VOL.1 HISTORY_イタリアン・アイウェアの元祖と言われる所以。

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フェリーニの映画のように愛される、イタリアの国民的ブランド。

「若い頃は〈ロッツァ〉が欲しくて工場まで足を運んだもんだよ」。これはとあるイタリア人老紳士の言葉。イタリア人にとって〈ロッツァ(LOZZa)〉は、フェリーニの映画のように大切な存在だ。

1878年、ジョヴァンニ・ロッツァと2人の友人は小さなラボを設立、イタリア初のアイウェア製造会社がベネト州に誕生する。1900年代初頭には世界の三大喜劇王のひとり、バスター・キートンが映画の作中で〈ロッツァ〉を着用して話題となり、第一次大戦の頃に北イタリア・サロに支社、またローマとミラノに倉庫を設ける。眼鏡メーカーとしての成功は国際的に知れ渡り、世界的企業の仲間入りを果たす。

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1930年代の〈ロッツァ〉の工場。人気モデルを買い求め全国からファン(写真は工員)が集ったこともあったという。
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(左)1950年代のネオンサイン。(右)1950年代に使われていたブランドのシンボル。
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(左)伝説的モデル「ジロ スポーツ」。(右)ヒンジにフォーカスしたヴィジュアル。

社会現象を巻き起こすほどのブランド力。

そして第二次世界大戦後。ジェームズ・ディーンなどの時代のアイコンがセルロイド製フレームを掛け、アイウェアがファッションの一部として認知され始めたこの頃、〈ロッツァ〉は伝説的モデル「ジロ スポーツ」を発表。100万本以上のセールスを記録し、社会現象になるまでに。その後も「クーパー」などのヒットモデルをはじめ、今も愛されるスタンダードな銘品を数多く輩出する。

137年の歴史を誇る〈ロッツァ〉は、伝統的なクラフトマンシップと膨大なアーカイブを強みに、現在はトラディショナルかつモダンなコレクションを展開。イタリアン・アイウェアの元祖としてヴィンテージブームを牽引している。

デリーゴジャパン

電話:03-6661-9266

www.lozzaocchiali.it/