みんながハッピーになるように。

―最後になりますが、ユニオンワークスの矜持というか何ぞやって部分を教えてください。

中川:靴の修理というものを通してみんながハッピーになれるようにしたいと心がけています。大切な靴が直ったお客さんはハッピーだし、それに携わったスタッフもハッピーだし、そういったハッピーを増やしていければいいですね。この仕事を始めてから今でも「こんなにキレイになったんだ」って喜んでもらえるのはとても嬉しいんです。余所で変な風にされたものをうちで直してあげると驚いてくれる方がいたりして、そういう時は誇らしい気持ちにもなります。

―絶対の自信があるからこそ言える言葉ですね。

中川:やはり、うちの看板の下でやっている以上はお客さんにガッカリしてもらいたくないですから。あとは本物との付き合い方を伝える場所といえるかも知れません。思い込みでサイズ感を間違っていたり、手入れ方法に誤解があったりしているケースも結構あるんですけど、それを正すようなアドバイスも行っています。能書きだけ叩き込んでも仕方ないんですよ。所詮は靴なんですから、合っているかどうかで判断すればいいんですけどね。

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中川さんご本人のシューズはもちろんピッカピカ。内羽根式のキャップトゥは貫禄が出まくっています。

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談笑するのは青山店の鳥海店長。長身イケメンのナイスガイです。

実は取材日にソールの補修をお願いしたのですが、完成したものを見てビックリ。誇張しているワケではなく、本当に素晴らしい仕上がりでした。もうココでしかリペアは依頼しないと思います。皆さんも是非!

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