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今気になっているものは、武田鉄矢とプロレス!?

----お2人は最近、気になっているアーティストとかカルチャーの動きはありますか?

庄司:音回りだと、個人的には5年くらい前からM.I.A.に恋してますね。あ、でもやっぱり武田鉄矢で!

伊賀:こういう質問には真面目に答えた方がいいのか、ふざけた方がいいのかいつも迷うんだよね(笑)。そうだなぁ、俺はメキシコにミスティコっていうプロレスラーがいて、そいつが今すごく気になってる。リアルタイガーマスクみたいな。それで、ジャン・レノがやってた『グラン・マスクの男』っていう映画があって、『ナチョ・リブレ』の元ネタになったやつなんだけど。昼間は神父さんやって夜はレスラーやってて、そこの出身で「神の子」って呼ばれてるのがミスティコ。こないだ、来日も果たしたんだよ!

----へー。

伊賀:それで、そいつがついこないだWWEに引き抜かれちゃってさあ、アメリカよアメリカ。だけど、才能が突出しすぎちゃってて、あの無茶なプロレスに付き合っていけるやつが誰もいないわけよ、WWEにはさ。それがすごい気になってるね、ミスティコの動向が。ちなみに、WWEでは「シン・カラ」っていう名前でやってるからチェックしてみて。

庄司:あとは...真面目に答えると、最近はずーっと変な国の音楽聴いてますね。

----例えば?

庄司:ブルガリアとかコロンビアとか(笑)

----民族的なやつですね?

庄司:そうっすね、「クンビア」っていうジャンルがあるんですが、そういうのばかり聴いてます。

伊賀:そっからすごい色々派生すんだよねー。

庄司:そうそう。曲もリズムもいいんですよ。

伊賀:あ、あと「魔法少女まどかマギカ」!

----またすごい切り返しで(笑)

庄司:え、何それ?

伊賀:やばいんだよ、とにかく。女の子が契約して魔法少女になって、それで魔女と戦うんだけどさ...萌え系のイラストなんだけど、その戦闘シーンが超グロテスク(笑)

庄司:へー(笑)。漫画?

伊賀:アニメ。また主題歌とかが意味深いんだけど...ここから先は楽しみにしてる人とかのネタばれになっちゃうから言えない。

----そうですよね、まさかファッションウェブマガジン見てて、アニメのネタばれに遭遇するなんて誰も思わないですよね(笑)。

(ここから先は、伊賀さんが庄司さんに主題歌とアニメの関係を力説。)

----伊賀さん、アニメまでカヴァー済みとは...

伊賀:おれ、全然そっち側だかんね(笑)

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シン・カラ(ミスティコ):メキシコ出身の覆面プロレスラー。「神の子」と称され、日本でも人気は高い。現在はアメリカのWWEで活躍中。
(c) 2011 WWE, Inc. All Rights Reserved.




















クンビア:南米コロンビア発祥のラテン音楽のひとつ。19世紀に黒人奴隷がもたらしたパーカッション文化をベースに、ラテンアメリカの民族音楽であるフォルクローレが融合。近年日本のクラブでも、ダブステップ周辺のDJたちがプレイ。







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「まどマギ」を説明する伊賀氏と、とにかく気になっているご様子の庄司氏。