お休みにまた映画を観ました。
2012.03.22
先日のお休みは、家にひきこもっていたのでまたまた映画を観ました。
「おとなはわかってくれない」
これってトリュフォーの自伝的映画ということなのですが切なすぎです。
描かれた物語がトリュフォーの少年時代そのものだとしたらなんとも寂しくて悲しい。
全編を通して切なすぎなのです。
観終わって、その後(映画のなかの時代のあとね)の彼のことを考えてみました。
ひとつ。
映画は切ないラストだったけど本当に良かったー!って。彼の人生において、大好きな「映画」というものに出会えたこと。
そして、その大好きな「映画」という方法で世界とつながりを持ったこと。
これって彼の人生に大きな光となったのではないかしら。
彼が内にこもらず、表現することをして本当に良かったな。と思います。(偉そうですね。ワタシ)
だって、トリュフォーが没して30年近くたった今もなお、私は彼の作った映画を通して彼と「なにか」を共有することができる。
それがきっかけでワタシは考える。 そして、ここに今、感想を書いた。
ああ、なんだか嬉しいね。トリュフォーさん。