HOME  >  BLOG

Shop / Brand Blog

永本 司ドクターマーチン マーケティング・プレス担当

早乙女日記

永本 司
ドクターマーチン マーケティング・プレス担当

Blog Menu

Groverall for Dr.Martens

2012.10.03

このエントリーをはてなブックマークに追加

Branding.png


ドンキーダッフルが発売開始です。

C-clothと呼ばれるグロヴァオールの定番素材、丈夫で暖かい裏地がチェックのダブルフェイスのメルトン。

スクリーンショット 2012-10-03 14.23.15.png


ブラックとタンの2色展開。

グロヴァオールのアーカイブにドクターマーチン流のひねりを加えたスタイリッシュなコートには、カーフレザーのショル

ダー&エルボーパッチがつきます。

着込むほどに身体に馴染む、エイジングを楽しめるコート。

今回のコラボレーションでは1953年に英国で公開された「The Cruel Sea-怒りの海で船長演じるジャック・ホーキンスが身につけていた

ダッフルコートの特徴、木製のトグルとロープをデザインに採用しています。


Gloverall

ダッフルコートのダッフルとはもともとベルギーの第二の都市、アントワープの近郊にDUFFELという港町があり、

この町で織られている分厚く手触りの粗い生地を用いて作られた漁師向きの防寒着からついたといわれています。

作業しながらのかじかんだ手でも開け閉めが容易に出来るトグル、大西洋と北海の痛烈な風から身を守る、その

実用性が認められ第二次世界大戦では、英国海軍が艦上着として正式に採用し広く世間に広まっていきます。

1951年、第二次世界大戦後、ハロルド&フリーダ・モリスは英国国防省の依頼を受け大量生産されたコットンやレ

ザーの手袋、ダッフルコートなどの余剰物資を販売していました。

それらは飛ぶ様に売れ、彼らは自らダッフルコートの生産・販売を開始、社名をグロヴァオールとしました。

漁師の防寒着、海軍の艦上着と無骨なスタイルをグロヴァオール社は素材、デザインを追求しファッション性を加え

ることによりタウンウェアとしても耐えうるダッフルコートを作りだしました。使っている生地は柔らかく手触りの

よいメルトン地に変更し、デザインもだいぶ変更されましたが、保温性、防寒性はそのままに、実用着として供えら

れたディテールはそのままに残されており、その機能性は損なわれることなく創業60年経った現在の商品に生きて

います。

近年では特別のモデルなども数多く生産し、男女問わず人気があり、ダッフルコートの代名詞として、幅広い年代か

ら人気を集めています。


Gloverall.png


The-Hansen-Family-Gloverall-01.jpg


秋冬の映像でビリーが着ています。

メンズ・レディス共に展開。



スクリーンショット 2012-10-03 14.36.19.png