NBAには欠かせないスーパーな選手。 - ヘムト日記（平山洋次）

自分がバスケットボールを始めた中学生の頃のNBAは、
既にスパースターになっていたマイケルジョーダン率いるBullsと
カリーム・アブドゥル・ジャバーが引退し、全盛期を過ぎてしまった
マジックジョンソン率いるLakersがNBAファイナルで対決したシーズンだった・・・　
結果は、やはりジョーダン時代の幕開けの年でもあり、Bullsの圧勝に終わったのだが、
このシーズン終了後、８０年代を代表するプレイヤーのマジックは、引退する事となる。

そして１８年の年月が経ち
古豪復活のCelticsと常勝集団のLakersのファイナルになった2008年のNBAファイナルは、
シーズンを通して絶好調だったビック３率いるCelticsに対してスコアリングマシーン
コービー・ブライアント率いるLakersがどう戦うかが注目された近年稀に見る好カード！！
結果は１８年前に新興勢力のBullsが常勝Lakersを破ったときの再現のように
長年優勝から遠ざかっていたCelticsの大勝利。
その戦いぶりから、Celtics時代の始まりを予感させていた。

しかし・・・なぜか昔夢中になってNBAを見ていた頃のような、
何か“ワクワク感”と言うか“ドキドキ感”が圧倒的に物足りない。
何でだと長い間考えた結果、肝心なことが・・・・
そう！今のNBA選手はかなり器用で、シュート、パス、ディフェンスと全てが上手い！
昔よくいた毎度ヒヤヒヤさせる
凄く下手そうに見えて実は上手い、ヘタウマな選手が少ないような気がする！！
その代表的なBullsのビル・カートライト、Kniｃｋｓのパトリック・ユーイング、
Celticsのロバート・パリッシュ＆ケビン・マクヘイルなどなど（マヌート・ボルは本当に下手なので除く）
たまに活躍しては、スパースター以上に強烈なインパクトを残す、
裏スーパースターの誕生が今後のNBAには必要なのではないかと思ってしまった
今年のNBAファイナルでした。