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平山洋次HEMT PR代表/ディレクター1977年生まれ、セレクトショッププレスを経て、プレスオフィス「HEMT PR」を設立。PRと販売促進をリンクさせる構築的なプロモーションを提案。www.hemtpr.com

ヘムト日記

平山洋次
HEMT PR
代表/ディレクター

1977年生まれ、セレクトショッププレスを経て、プレスオフィス「HEMT PR」を設立。PRと販売促進をリンクさせる構築的なプロモーションを提案。
www.hemtpr.com

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刑事一代

2009.06.26

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先日テレビ朝日で放送していた
渡辺謙主演の「刑事一代」最高でした!

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「帝銀事件」、「吉展ちゃん誘拐事件」などの難事件があるたび、
意見が食い違う同僚にブチ切れる平塚八兵衛(渡辺謙演じる頑固な刑事)が
めちゃくちゃカッコいい!!!

このドラマはキャスティングがかなり渋く、トレンディー的な要素がまったく無い、
しかも若手イケメン俳優が1人も出てこない。(出てきても小泉孝太郎くらい)
なので、"やけにリアル感"が出てる。
ホントむさ苦しいほどに・・・・・

なんか"この事件に命かけています"的な感じ。
『刑事カッコ良過ぎでしょー!!』
憧れます。

でも、ふと思った。
『実際に1番危険な身にあっているのは、交番勤務の警察官とか
発砲事件があると最前線に行き、時には民間人の盾となる第六、八機動隊、
水難事故の現場などで視界の悪い水中を捜査する第ニ機動隊の人たちなんじゃないの?』

1年前自分の母親から聞かされた話を思い出す。
自分が生まれる6年も前の1991年12月24日クリスマスイブの出来事。

今から38年前、自分の父親は新宿区四谷(伊勢丹前)の交番に勤務していた。
夜勤明けでいつもより早く上がる為、夕方頃ひとり帰り支度をしていたとき、
同僚の警察官が交差点の隅に置いてあった落し物を拾ってきたのである。

落し物は、
"大きい手提げ袋に入ったクリスマスツリー"

当日はまさにクリスマスイブ。
そこにいる皆が、誰かが家族の為に買った大事な品物だと思んでいた。

同僚に"お疲れ"と言って帰宅した父親。

家に帰ると、
そこには何故か青ざめた顔をした母親がいた。

父親が派出所を出た直後、
落し物として拾ってきたクリスマスツリーが爆発したらしい・・・
70年代の日本には過激な活動をする人たちがいて
爆弾テロまで発展する事件が多発していた時期の出来事だった。

(派出所にいた同僚の警察官が犠牲になり、
ニュースなどでも大きく取り上げられるほど凄惨な事件である。)
"クリスマスツリー爆弾事件"
フジテレビの塚越氏が当時を振り返ってます。

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」という
名台詞が人気の「踊る大捜査線!」や伊藤 英明主演の「海猿」もいいけど、
自分は、あの手のトレンディー感を排除した緊迫感のあるリアルなドラマを是非観てみたい。

ま~そんな父親も
『あぶない刑事』は大好きでしたが・・・・・

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