ヘムト日記
平山洋次
HEMT PR
代表/ディレクター
1977年生まれ、セレクトショッププレスを経て、プレスオフィス「HEMT PR」を設立。PRと販売促進をリンクさせる構築的なプロモーションを提案。
www.hemtpr.com
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日常に起こりうる危険
2009.11.16
昨日、久しぶりに町田へ。
ある古着屋で、このCDが流れていた。
その店は音響設備にお金をかけているのか、凄く心地の良いBGMになっている。
時間もあったので30分ほど滞在し、そろそろ店を出ようとした頃、
40代後半くらいの女性2人が入ってきた。
その女性達は、およそ古着屋には似つかわしくない感じのマダム風。
入ってきたときの勢いや声の大きさから、最初に入って来た女性がボスで
後から入って来た女性が子分という力関係がひと目で分かる。
女性2人が店内を回り始めると、ボスの女性は子分の女性に向かいこう言った。
『私も昔は良く古着を着たものよ~。』
『あら、凄いわね~。私にはとても着こなせないわ。』
長年の力関係なのか、子分の女性はボスに合わせて自然に返す。
そして、テンションの上がったボスは店内に流れるこの心地よいBGMをネタに出し始める。
『このCD家でたまに聴くのよね~。でもやっぱり大音量で聴くといいものね~』
『あ~~、誰だっけ。これ歌ってる人。凄い人気のあるあの人。』
『え~と、ん~と』
『あっ!!カート!カート・・・・カート、カート』
『カート・ラッセル!!!』
「やっと名前が出たか!知ったかぶりかと思ったぜ~」
横で聞いていた自分も、内心ホッとした。
ご自慢のBGMを話のネタにされて、さぞ気分が良かろうと店員の方をみると・・・・
『ん!?』
近くのカウンター内にいた店員は、顔を下に向けたまま裏の方へ入っていった。
『えっ!』
あれっ何か違和感を感じる。
そう言えば・・・・さっき・・・
『カート・・・・・』
『カーート・ラッセルって!!!
ゴーストハンターズ、エスケープ フロム LA、デッドフォールのアクション俳優じゃん!!』
その直後、店から一目散にエスケープしたのは言うまでもない。。
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