母親からのメール - ヘムト日記（平山洋次）

今朝、実家の母親からのメール。

「今朝５時エルちゃんが永眠しました。
18才１１ヵ月です。
最後までがんばりました。拍手拍手」

エルちゃんとは自分が中学生のときに
貰ってきたネコのこと。

エルが家に来た当時は、父、母、兄、自分の４人家族。
その後、兄が就職し、自分も東京へ。
父もまもなく単身赴任して実家には母とエルが残された。

チンチラという種類のネコだったので性格上人にこびない。
母はそんなになつかないエルを溺愛するでも無く、それなりに愛していた。

１０年近く２人で暮らした母とエル。
父が心筋梗塞で倒れた時も、母の故郷南三陸が壊滅した時も
母の横にはエルが居ました。

昨年定年した父が実家に戻り、、、
まるでこれからいっぱい旅行にも行ける
父と母の邪魔をしないように逝った。

メールだけで家族への報告を済ませる感じが
うちの母らしいが、エルに対する愛情が伝わる短いメールだった。

「エル。長い間、母親の面倒ご苦労様でした！！」