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ステマ

2012.03.02

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ステマ

ステマとは、ステルスマーケティング(Stealth Marketing)の略。
ネット上の一部などで使われている言葉。
ステルスマーケティングとは、宣伝であると気づかれないように隠れて宣伝をすること。
ステルス(Stealth)は、英語で「内密、秘密、隠密」などの意味がある。
ステルスマーケティングは、マーケティング手法の1つとして実際に使われている言葉。
似た言葉として Undercover Marketing(アンダーカバーマーケティング、Undercover=秘密の)がある。

ブログでのステルスマーケティングの例としては、

  1. 企業が一般ブロガーに宣伝を依頼し、ブロガーは企業から宣伝を依頼されていることを明かさずブログでその企業の商品を賞賛する。
    有名なブログほど宣伝力、説得力、口コミ効果がある。
    企業は芸能人など著名人に依頼することもある。
  2. 企業の担当者が一般消費者を装い、自社商品を賞賛するブログ記事を量産する。

などがある。
また、企業がブロガーに直接宣伝を依頼するパターンや、企業が業者(広告代理店、マーケティング会社、やらせ業者など)に宣伝を依頼するパターンがある。
業者は、自らブログで宣伝したり、ブロガーに依頼して宣伝を行う。

ブログ以外にも、2ちゃんねるやヤフーなどへの書き込み、カカクコム、アマゾン、楽天などの口コミやレビューへの投稿など、様々な方法が考えられる。
2012年1月4日、カカクコムは自社が運営している飲食店の口コミサイト「食べログ」にてヤラセ投稿を行っている業者に対して法的措置を検討するというニュースが話題になった。
ヤラセ業者が飲食店から金銭を受け取り、その飲食店に対して好意的な書き込みを行っているという。

このようなヤラセは、自社に好意的な書き込みをするだけでなく、他社の製品を批判する書き込みを行う場合もある。

ステルスマーケティングに似たものとして「サクラ(さくら)」がある。
商品やサービスなどが流行っているように見せかけるために動員された人のことをサクラと呼ぶ。
例えば、店舗に行列を作り、店や商品が流行っているように見せたり、出会い系サイトなどでたくさん人がいるように見せるために動員された人をサクラと呼ぶ。

商品、サービス、企業、人などを持ち上げる(賞賛する)ために意図的に書かれた記事は提灯記事(ちょうちんきじ)という。