さよならドビュッシー

2011.09.28

ギターやベース、ドラムなんて誰もが興味を持つ多感な時期でも

いっさい楽器に触れることなく。

もちろん至極当然のようにピアノなんぞとは程遠い

幼少期を過ごした自分にとってはほんとに縁のない世界。

コンサートなどにも足を運ぶ機会は滅多になく、ましてやオペラなんてよく分からないのが現実。

もちろん知らないことを、知らない！とこうやって公言してしまうこともどうかとは思うのですが。

で

知らない世界に対しての憧れなんてのもあり、思わずジャケ買いしてしまったこちら。

音楽を志す音大生の生活が細かく描写されていまして、読むだけで音大生の生活がわかります。

へ～、そうなんだ。なんて驚きもあり、知らなかった世界がわかって非常に興味深い。

さらに殺人事件なんかも起こって、それでいて犯人あんたなの！？といったどんでん返しのミステリーも相まって

ええ楽しめました。

続編ともなる「おやすみラフマニノフ」も楽しめました。

ぜし。