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ミヤシタタカヒロ.TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst.デザイナー創像を繰り返し、日々を切り抜く毎日を過ごすデザイナー。the-soloist.net

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ミヤシタタカヒロ.
TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst.デザイナー
創像を繰り返し、日々を切り抜く毎日を過ごすデザイナー。

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(左耳からの)2聴目。

2012.04.17

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以前。
どこかで。
描いた事が。
僕は。
バッグを創る事が。
得意ではない。
最近。
改めて気付いた事だが。
世の中に。
良いバッグが。
多い事。
少しばかりの。
サイズの違い。
これがデザインの一部ではあるが。
多くの女性が。
バッグに対しての。
靴にしてもそうだが。
気の使い方は。
僕は。
いつも参考にする。
観ているだけで。
楽しい。
勉強になる。
昔から。
小さな。
バッグは。
好みだが。
グローブトロッターの。
サファリ。
一番小さなこのアイヴォリーのトランクは。
この夏。
いや、どんどん色んな場所に。
連れて行って。
良い波乗りさせてあげようと。
想う。
良い男に育てば良いな。
ってことは。
また。
しばらくバッグを創る事は。
無いのかな。
数年前。
モンタナのミズーラから来た青年は。
少しオーバーサイズ気味のブラウンのムートンを着て。
だいぶ傷ついたトランクを抱えて。
いつも通り。
遅刻してやって来た。
彼のそのトランクの中には。
レコードが一枚。
帰る時には。
彼のトランクは。
空っぽだった。
そこに。
その後。
何が詰め込まれたのか。
僕は知らないが。
あの春。
彼のトランク抱えた。
あの姿は。
今になって。
僕に。
彼はまだあのトランクを。
使っているだろうか。
素敵な映像として記録されている。
小さなバッグ。
小さなトランク。
またバッグが好きになった。
あの時の彼に。
もう一度会ってみたい。
と、想う。
そのレコードは。
僕に渡すためのレコードだった。
バッグはもうカラフルになってる。
みたいだ。
創るなら。
慎重に。
中に何を詰め込むかなんて。
関係ない。
一回り大きいサイズの色違いが。
欲しいな。
理由などない。


ミヤシタタカヒロ。