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ミヤシタタカヒロ.TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst.デザイナー創像を繰り返し、日々を切り抜く毎日を過ごすデザイナー。the-soloist.net

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ミヤシタタカヒロ.
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創像を繰り返し、日々を切り抜く毎日を過ごすデザイナー。

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(左耳からの)24聴目。

2012.06.29

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グレッグ・ローレン
あれは
凄く寒い
とても
とても
寒かった
ニューヨークで
とても
不思議な
出会いだった
ブランケットの
マキシ丈の
ズタボロの
良い意味で
オリーヴグリーンの
コート
誰の洋服なのか
わからなかったし
それはどうでも良く
何せ
格好良かったから
凄く長い
とても
とても
長かった
試着が
サイズが合う物が
なかった為
それを選んだ
そんなこんなしてたら
僕に声をかけてきた
いかにも
アート的な青年が
名前を聞かれた
僕も
名前を聞いた
それが
グレッグとの出会いだった
全くの偶然だった
明日ロスに戻るんだ
そっか
じゃ
また
こんな感じで
お別れ
それからと言うもの
彼が誰であろうと
気にする事も無く
アメリカで
彼の作品を見る
同じ方法論で
彼独自の
あの方法論で
しかしながら
僕の好みの物が多い
ロスでは
ブラックのヴェルヴェットの
ズタボロの
良い意味で
シンプルなジャケットを
本当は
ブランケットの
勿論違う種のブランケット
マキシ丈の
コートが欲しかったが
いかんせんサイズが
仕方無い
また今度かな
って
思っていた
冬になる前
所謂
僕はソーホーにいた
歩いていた
何か新しい店が
出来たのかな?
ウィンドウ越しに
中を
ん?
これって
なんて思っている暇無く
グレッグの声が
少し話した
エキシビジョン
だったようだ
店ではなかった
しかしながら
彼らしい
見せ方だった
やっぱり
彼に言った
僕のサイズでスペシャルなのある?
カシミアの
いや、それはいい
違うのある?
テントを解体した
ダブルのジャケット
あ、これ
彼は笑っていた
その時初めて
連絡先を
交換した
彼はどうやら
僕を見つけるのが
上手なようだ
去年の秋の話
僕は
こんなに
偶然が起きるのなら
この秋から
grocerystore.にて
僕のサイズのみ
展開します
きっと彼は
絵描きに戻ってしまう気がする
可能なら
ずっと
僕にスペシャルな
って
僕が彼を見つけるのが
なのかな?
また偶然
どっかでばったり
そんな関係でいい
グレッグ・ローレン
でした。