花楽(かぐら) 赤坂
2010.11.26
昨夜の事
大阪からミーツリージョナルの皆さんがやってまいりました。
わざわざ東京までお越し頂いたのだから
「美味しいものを食べてもらいたい!!」
とミーツI氏と共通の友人でもあり、
日頃物凄くお世話になっているT夫妻がプロデュースする「花楽」へ。
このお店、元は金沢の老舗酒造「福光屋」さんが経営されていた料亭を
今年になって店名も新たに、T夫妻がプロデュース。
実はこのT夫妻、京都の3つ星料亭もプロデュースする凄い方達なのです。
そして料理長のN氏は徳島の名店「青柳」出身。
ということで美味しくない訳が無い、最強タッグのこのお店
開店数ヶ月にして早くも先日発表されたミシュランで星を1つ獲得したそうで
T夫妻は京都に持つお店と合わせて4つ目の星を獲得(すげぇ。。)
という事で
まずはビールで乾杯し、花楽自慢の日本酒へ。
こちらの「極寒純米・加賀鳶」は
今しか飲めない希少なお酒。
普段日本酒はあまり飲まない僕ですが
あまりの旨さに、グイグイといってしまいました。
そして気になるお料理へ
「かぶら蒸し」
中には様々な具材が仕込んであり、口当たりが楽しい。
そして何より餡のお出汁の香りがすばらしい!
お次は
「白野菜の煮浸し」
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白菜の白い部分、大根、三つ葉、白板蒟蒻などを
お出汁に浸してあるのですが、
野菜のシャキシャキした食感と
お出汁に染み出した野菜の旨みが口中に広がります。
「百合根饅頭」
百合根のホクホク、モチモチした食感と
中に仕込まれた穴子の旨みが良い!
「鯛の昆布締め、塩でんぶ添え」
余分な水分が抜け昆布の旨みが移った鯛を
鯛で作ったでんぶのほのかな塩分でいただきます。
素材が良いのは当然ですが、この取り合わせが面白い。
このお店ならではのお造りです。
「栗チップ・長芋・小松菜煎餅」
こちらも花楽ならではの一品で
特に小松菜の葉を焼いただけの「小松菜煎餅」
見た目はアレですが
コイツが思った以上に「味・香り」が凝縮されていて美味!
「鯛の兜焼き」
先程の昆布締めご本人の登場ですw
やや干してあるのか、旨みの凝縮した皮に
塩が程好く効いていて、皆無言でむしゃぶりついていましたw
そして・・・ 「ご飯」
ここんちの名物、厳選した米を羽釜で炊いたツヤツヤのご飯は
多分僕が今まで食べたご飯の中でも1、2を争うほどの旨さ!
ホント、ご飯をおかずにご飯が食えます!
そして食事の最後は
もちろん甘味!
「季節の果物シャンパンのジュレ添え&和風クレープ」
シャンパンの炭酸が残った香り良いジュレはかなりレベルが高く
聞くと「すごく手間がかかっている」そうです。
そしてほっくりと炊いた黒豆が入った和風クレープも
ほんのりと甘く優しい味付け。
いやー大満足です!
(これ以外にも色々出していただいたのですが
食べるのに夢中で撮るの忘れてました・・・)
ちなみにこちらで使われているほとんどの漆器はTさんがデザインし
魯山人の木地師・塗師として有名な村瀬治兵衛氏の
御孫さんにあたる3代目が制作されているとのこと。
食事をしながらも、器の歴史や作り方など
色々と説明をしていただきました。
ほんとTさん、何から何までセンスが良いです。
デザイナーであり、スタイリストであり、アートディレクターであり実業家。
そして様々な文化にも造詣が深く、さらにサーフィンも巧いTさんを見ていると
自分などまだまだ足元にも及ばないなぁと痛感します。。。
という事で、今後間違いなく人気が出そうなこちらのお店。
気になる方は今のうちに行っておくことをお勧めします!






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