Nottinghill Carnival

2013.08.29

イギリスは８月の最終日曜日と月曜日はbank holidayという祭日で、

毎年この日に行われるnottinghill carnivalへ行ってきました。

過去には犠牲者も出るほどのノッティングヒル暴動なんて事もありましたが、

それがきっかけで始まったこのカーニバル。

今となっては子供も楽しめ、2日間で100万人以上の人々が集まるだけあって、ものすごい人、人、人。

なので、近隣に住んでる人々はこの時期日常生活が困難なためホリデーへと出かけるようです。

いつもは閑静な住宅街のnottinghillがこの日はブラジルムードとなり

サンバ隊やダンサーがDJとサウンドシステムを積んだトラックから大音量で流れる

レゲエやダンスホールにドラムンベース、サンバ、ボサノヴァといった音楽に合わせて踊り行進している様は必見です。

そして、ノッティングヒルというと高級住宅街のイメージが強いですが、

実はジャマイカなどカリブ海からの移民も多く

露店で売られているジャークチキンの煙に食欲をそそられビールがすすみます。

いわゆる東京ドーム何個分、なのかはわかりませんが

地下鉄の駅３、４つ分四方ほどとても広いエリアが全て

そのようなムードに包まれておりいろいろな意味でパワフルです。

そしてイギリスはこの日を境に一気に秋冬へと変わっていき

今年の夏も終わったという雰囲気が少し寂しく感じたりもします。

by ticro.uk staff