ゲームとデザイン

2012.04.27

8年程在籍したゲーム会社SEGAでいつも気にしていたのは、

"デザインから見たゲーム"という視点。

当時のSEGAはアートディレクションという言葉は存在せず、

善し悪しあれど業体独自の制作スタイルでもの作りが行われていた。

今思うとゲームはシステマティックに作れる筈はなく、

いわゆる"開発現場"というスタイルで

苦しみながら作るほかなかったのだと思う。

デザイントーンももちろん仕様なんていうものは存在せず、

制作終盤に始めて見えてくる"世界観"に対して

力づくでピントを合わせて行く様な作業だった様に思う。

自分がデザインで関わったコンテンツを

こういう視点で取り上げているアイデア最新刊

画期的で良い特集だと思う。