気まぐれ映画話・・・ - UNITED ARROWS BLOG（UNITED ARROWS STAFF）

先日厚木基地の一般開放の話題になり子供の頃この時期になると米軍基地に遊びに行った事を思い出しました。

もう３０年も前の事ですが私達からすると異空間であり異国を味わう事の出来る唯一の時間でした。

今では当たり前ですがプルトップのコーラやM&M等のチョコレート、ホットドッグとか嬉しい物ばかり・・・

８０年代前半はアメリカへの憧れも未だ強かったしおかげでアメリカの青春物の映画も沢山観ました。。。（笑）

中でも影響を強く受けたのはコッポラ監督の「アウトサイダー」です。

おしゃれなスタイリングの映画と云うわけではなくグリースてかてかな感じのほうですね・・・（笑）

６０年代の下町の不良少年が主人公の映画ですが皆くわえ煙草にジーパンスタイルがかっこよくて・・・

中でもマット・ディロンがかっこよかった。

この後彼は「ランブルフィッシュ」「ドラッグストア・カウボーイ」でチーマー達の教祖になります。。。

 

で、１０代前半の私ですが革ジャンとかは高価だし手っ取り早く真似できるのはやっぱりGジャンとかジーパンで初めて５０１を買いました。

５０１履いてファミコンやってましたね・・・(笑）

でも身長も伸びる手前、何か憧れの彼らみたいにならなくて早く大人になりたいと思っていました。

 

 

そんな影響が強かった事もありやっぱり今でもジーパンが多いです。

特にLEVIS501　VINTAGE　CLOTIHNGの１９５４Z　XXが最近ではもっとも履いているジーパンです。

５０年代半ばといえばジーパンが全米に広がっていく時期でありジーパンの形に変化のあった時期です。

ボタンからジップへ。また細身のテーパードだったりと・・・

この１９５４Z　XXは裾にかけて細身のテーパードで今のジーパンの原型とも言える形です。

なのでジャケットスタイルとかに違和感無くスタイリッシュに合わせられると思っています。

 

話は戻り「アウトサイダー」ですが不良少年達の対立するグループもかっこよかったです。

マドラスチェックのドリズラーにチノーズで６４年型のマスタングで夜の街を徘徊する山の手の不良です。

基本的にはプレッピースタイルですが不良の香り満載でした。（笑）

そういえば子供の頃のソフィア・コッポラがちょい役で出演しているのもマニアックです。

機会があれば是非！！

 

タケナカ