ヴィム・ヴェンダースは何を手にしたのか。 -- 天才舞踊家 ピナ・バウシュを現代に蘇らせた新たなる言語 --
2012.02.24
今春、最大の注目作ともいえる映画が公開される。ドイツの鬼才、ヴィム・ヴェンダースが監督を務めた『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』だ。2009年に急逝した天才舞踊家、ピナ・バウシュの舞台を最新3D技術によって現代に蘇らせた今作は、比類なきエンターテインメントとして、ベルリン国際映画祭をはじめとする数多くの場で賞賛を浴びた。ヴェンダースが本作を通して手にしたものとは何か。そして本作は、私たちに何を残すのか。
Photos_Shota Matsumoto
Edit_Yohei Kawada
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