8年間、似顔絵を描き続けたアーティストによる個展「やさしいかお」。
2013.02.05 07:30
似顔絵というのは、とても繊細なモノです。描く対照との距離感や関係性が露わになるし、描かれる人にとってソレは必ず喜ばれる仕上がりを求められます。そして描かれる時間を共有することで生まれるセンチメンタルな感情も、作品に内包しなければいけません。
そんな似顔絵を8年間にも渡り描き続けてきたアーティスト、岡田善之が2月21日（木）より個展を開催します。会場となるのは"コミュニケーションする本屋"として話題を集める吉祥寺の書店「百年」。
「やさしいかお」と題された本展では、これまで描きためたなかから選りすぐり作品を展示。写実的ではないものの、色鮮やかな配色を用いて、味わい深く、それでいて似顔絵としてのセオリーもきちんと押さえた作品が並びます。
なお、期間中には作品集（zine）の発売も行われるとのこと。是非、この機会に似顔絵のあるべき姿について、岡田善之の作品とともに考えてみてはみてはいかがでしょう。
Text_Hiroshi Yamamoto
岡田喜之ドローイング画展 「やさしいかお」
期間：2月21日（木）〜3月13日（水）
場所：百年
住所：東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10 村田ビル2F
電話：0422-27-6885
www.100hyakunen.com
岡田喜之
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