ウルリヒ・ザイドル監督の「パラダイス」3部作が一挙公開。試写会も!
現実社会では手にできない理想的な愛に満ちた"パラダイス"を求め、セックス観光、過激な信仰、ロリコンと、危険な一線を越えていく3人の女。オーストリアの知性派映画監督ウルリヒ・ザイドルの、オフビートなユーモアたっぷりで描かれた衝撃作「パラダイス」の3部作が2月22日(土)よりユーロスペースほかにて公開されます。
/出演:マルガレーテ・ティーゼル、ピーター・カズング)
ヴァカンスで楽園のようなケニアのビーチリゾートにやってきたテレサ。そこでは現地の黒人青年(ビーチボーイ)が、白人女性観光客(シュガーママ)に"愛"を売っていた。テレサもまた、甘い言葉を囁くビーチボーイとの関係にのめり込んでいく。
/出演:マリア・ホーフステッター、ナビル・サレー)
2012年ヴェネツィア映画祭審査員特別賞受賞した、シリーズのなかでも最も社会的評価の高い作品です。
敬虔で頑固なクリスチャンのアンナ・マリアにとってのパラダイスは、イエスと共にある生活そのもの。毎日の讃美歌、過酷な奉仕、布教活動、それだけで休暇を過ごすには充分。しかし、車椅子でイスラム教徒の夫が2年ぶりに家に戻ったことで、彼女の"パラダイス"は夫婦の争いの場と化していく。
/91分/出演:メラニー・レンツ、ジュセフ・ロレンツ)
夏休みに青少年向けのダイエット合宿に参加した13歳の少女メラニー。軍隊のような合宿は運動と栄養学のカウンセリングの日々を過ごしていた。そのなかでメラニーは、仲間と枕投げをし、初めて煙草を吸い、そして父親ほど年の離れたキャンプの医師に初めての恋に目覚めていく。
世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネチア、ベルリンのコンペ部門に立て続けに出品され、1作ごとに大きな話題を呼んだ「パラダイス」の3部作。
フイナムでは、3作品の中より好きな1作品を選んでご覧いただける鑑賞券をプレゼント。件名に「パラダイス3部作」と記入し、氏名、年齢、住所、郵便番号、電話番号、フイナムの感想を明記のうえ、2月17日(月)までにinfo@houyhnhnm.jpまでメールをお送りください。当選者は試写状の発送をもって代えさせていただきます。
映画「パラダイス3部作」PARADISE Torilogy
公開:2月22日(土)
上映:ユーロスペースほか、全国順次ロードショー
配給:ユーロスペース
監督:ウルリヒ・ザイドル
プロダクション:ARTE France Cinema
© Vienna2012 | Ulrich Seidl Film Produktion | Tatfilm | Parisienne de
http://www.paradise3.jp/