ヴィム・ヴェンダース監督、映画『Pina 3D』で5年ぶりの来日!
ドイツが誇る世界的天才舞踏家、ピナ・バウシュ。2009年に惜しまれながらもこの世を去った彼女の、遺産とも言うべき映画『Pina 3D/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』が、来年2月より全国で公開がスタートします。
アート映画史上初となる3Dで、今年度のベルリン映画祭においても世界中にかつてない衝撃を与えたこの大作の監督を務めるのは、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』で音楽映画の金字塔を打ち建て、ピナ・バウシュとも20年来の友人である巨匠、ヴィム・ヴェンダース。彼女の死後、多くの人々からの熱望を受け自ら撮影のタクトを揮ったというこの作品は、「空間の広がりを可能にする3Dがあれば、ピナとヴッパタール舞踏団の世界を再現できる」という彼の確信通り、舞台を創り出す空間やダンサーたちの肉体美、パフォーマンスのすべてを繊細に映し出し、未知なる演劇体験として私たちの五感を支配します。
なお、10月21日より開催される東京国際映画では特別招待作品としての上映が決定。それに合わせて、ヴィム・ヴェンダース自身も5年ぶりの来日が決定するなど、来年の公開まで日増しにその期待が膨らんでいくこととなりそうです。
『Pina 3D/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』
監督・脚本・製作:ヴィム・ヴェンダース
出演:ピナ・バウシュ、ヴッパタール舞踏団ダンサー
音楽:トム・ハンレンシュー
104分/ドイツ、フランス、イギリス/カラー/ビスタ/SRD
2月25日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9ほか全国順次3D公開
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