憧れのオールデン。 その魅力と、待望の新作を徹底解剖する。
2011.07.20
HISTORY
1884年にマサチューセッツに設立されてから
現在に至るまでのオールデンの歴史を探ります。
現在に至るまでのオールデンの歴史を探ります。
マサチューセッツ州ミドルズボロウで、チャールズ.H.オールデンによって設立されたオールデン。初期はカスタムメイドブーツや受注生産による品質の高い紳士靴メーカーでした。
その流れを受け、上質な素材で作り上げる紳士用のトラディショナルシューズに加え、問題のある足でもフィットし、均整回復を可能にするシューズデザインの分野を開拓。この高度な分野の先駆者となり、現在も歩きやすいシューズを世に送り出しています。
かつて、トラディショナルシューズをメインに作っていた名残は、下記に紹介するアイテムに現れおり、その伝統が現在も受け継がれ、丈夫でフィッティングも良く、歩くために最適な高級な靴を作り続けています。
ちなみに、オリジナルは1930年に製作され、ほとんど変わることなく現在に至り、その流れの中でV-TIPやローファー、インディブーツなど各名作が誕生しています。
01.インソールに配されたロゴの変遷。
1950年代のインソールには、オーナーであるチャールズ.H.オールデンの名を受けて、C.H.ALDENの社名が記されます。紋章ロゴも配されています。
オーソペディックの発想から、Alden-Pedicの刻印が入り、科学的に構築するというSCIENTIFIC CONSTRUCTIONの文字も。歩きやすさにこだわっていた証です。
ボーイズ用に作られていたシューズ。この頃は「The ALDEN Shoe」名義でシューズを生産していた模様。男の子のためのマニッシュなシューズ......、不思議ですね。
1933年マサチューセッツ州ブロックトンに移り、オールドコロニー工場で生産されていた頃のネーミング「The Old Colony Shoe」。この名前は初めて見た方も多いのでは。
02.意外なアウトソールのバリエーション。
底の出し縫い糸を隠すヒドゥンチャネルを採用。レザーソールに切り目を入れて立ち上げ、ソールを縫い合わせた後にもう一度張り合わせる手間のかかる製法です。
上記同様ヒドゥンチャネルを採用。さらに当時のブランド名チャールズ.H.オールデンの名が刻まれるなど、見えないところへのこだわりも忘れていません。
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¥101,850(ラコタ 03-3545-3322)
www.lakota.co.jp
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