〈ルコックスポルティフ〉を知っていますか？ - page1 - FASHION FEATURE

アルゼンチンが、2度めの優勝を手にした、1986年のメキシコワールドカップ。そのときのゲームシャツをサポートをしていたのが、〈ルコックスポルティフ〉だったのです。歓喜の渦に包まれ、優勝カップを掲げるマラドーナの右胸には、あの雄鶏のマークが輝いています。

マラドーナがもっとも輝いていた瞬間、そのとき胸に刻まれていた〈ルコックスポルティフ〉の雄鶏。その後、別のブランドによるサポートに変わりましたが、それ以降アルゼンチンがワールドカップで優勝することはなく、あのメッシを率いてもですから、ブランドとして先見の明があったと言っても過言ではありません。

バロンドール（欧州年間最優秀選手賞）を3度受賞し、「トータルフットボール」を地でいったサッカー選手、ヨハン・クライフ。彼がプロとして初めて契約したオランダのチーム アヤックスのサポートをしていたのも、やはり〈ルコックスポルティフ〉だったのです！ その後、伝説の番号として世間に認識される「14」を付け出したのはアヤックス時代ということから、初の「14」番ユニフォームというのは、〈ルコックスポルティフ〉になるわけですね。

さらに、皇帝ミシェル・プラティニもフランスのチームに在籍していた際に着用してたり、現在Jリーグの名古屋グランパスエイトにはユニフォームサプライヤーとしてサポートしていたり、その監督を務めるピクシーことドラガン・ストイコビッチとサプライヤー契約を結ぶなど、サッカーとは切っても切れない蜜月関係を築いています。

フランス出身のプロテニスプレイヤー、ヤニック・ノア。じつは彼、1983年の全仏オープン男子シングルスで優勝したのですが、それ以降フランス人の男子選手で、グランドスラム大会シングルス優勝者は出ていないという貴重なプレイヤー。そんなスター選手をサポートしていたのも〈ルコックスポルティフ〉でした。

1903年から開催、毎年7月にフランスおよび周辺国を舞台にして行われる自転車プロロードレース「ツール・ド・フランス（ Le Tour de France）」にも深い関わりがあるんです！ 個人総合成績1位の選手に与えられる黄色のリーダージャージ「マイヨ・ジョーヌ (maillot jaune)」に、ブランドロゴを掲載することを初めて許されたのが、この〈ルコックスポルティフ〉。

1978年、1979年、1981年、1982年、1985年に5勝するという大活躍を見せた、伝説的な自転車プロロードレース選手ベルナール・イノーも、〈ルコックスポルティフ〉を着用していたことで有名。


この影響は今でも強く、当時を思い起こさせるアイテムがリリースされています。

さて、駆け足で紹介してきましたが、スポーツの歴史には要所要所で登場してくる〈ルコックスポルティフ〉。意外に知られていませんが、現在も自転車、とくにロードレースを愛用する方々は、同ブランドのアイテムを自分らしくお洒落に着こなしている模様。

そこでフイナムは、そんな方々をスナップする特別企画を実施。9月17日（土）14：00～ ルコックスポルティフ原宿店にてスナップを行いますので、お気に入りを身につけて参加してみてください。

もちろん、これから買おうと思っている方でも全然問題ナシ！ ショップの中でお気に入りのアイテムを試着していただければ、それもスナップします。

こちらのスナップに参加してくださった方、もしくは1万円以上買い物した方には、先着150名様にオリジナルミュゼットをプレゼントしますので、かなりお得だと思います。 ぜひ、ふるって参加ください。