"日本最古"の革小物工房と「ファクトリエ」が手を組みました。
極めて高いクオリティのプロダクトを低価格で商品化することができるファクトリーブランド。そこに焦点を当て、専門的に取り扱うECサイト「ファクトリエ」が近年注目を浴びています。 海外の一流ブランドも製造を委託するほど評価の高いメイドインジャパンの工場。そんな工場が生み出したプロダクトの品質はそのままに中間流通業者などを省いたことで良心的なプライスを実現しているわけです。
そんな「ファクトリエ」が明治39年(1906年)に創業した"日本最古"の革小物工房「革包司 博庵」と提携し、100年以上続く伝統技術の"粋"を尽くした革小物を〈Factelier by HIROAN〉としてリリース。
長財布と名刺入れがそれぞれブラック、ネイビー、ブラウンの3色ずつラインナップ。素材には経年変化を楽しめる牛革ステアー種が使用され、コバを裁断された姿で仕上げる"切り目"と、裁断面を布で磨きあげる"ミガキ"と呼ばれる処理加工により、上品な艶を出しています。
一般的な財布では、裁断面を"塗装"して仕上げるものが多いのですが、より自然な光沢を出すために「博庵」では手間のかかるミガキを行っているんだとか。このあたりに職人のプライドを感じます。
内装にはミシンの糸の際ギリギリの余分なヘリを裁断する"ヘリ切り"を行い、すっきりと仕上げスマートなシルエットを作り上げています。
さらにヘリとミシン目とのわずかな空間に絶妙なネン引きを入れ、一種の額縁効果を表現。表革の裏には0.5ミリの薄さにすいた革を寸分の狂いもなく貼り合わせる"ベタ貼り"が施されています。
ちなみに"ベタ貼り"は「博庵」以外では見ることのできない高度な技法で、2枚の革を重ねているにも関わらず、財布を折り曲げても内側の革がたわむことが一切ありません。
「革包司 博庵」以外では滅多にお目にかかることのできない高等技法が巧みに集約された長財布と名刺入れ。職人的モノづくりの妙がこれでもかと注ぎ込まれた艶めかしいプロダクトを、是非「ファクトリエ」にてご覧になってみてください。
ファクトリエ(Factelier)
http://factelier.com/
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