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クラブメッド石垣島で満喫する非日常な贅沢オフ。

2013.06.11

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 この夏、わずかに与えられた休暇をどう過ごしますか? スマホを片手に見えない相手に頭を下げながら、ついそこまでの距離を電車かタクシーで行くか迷いながら、会社に戻ってからのタスクについて考える。そんなドタバタな毎日を過ごす人、南国のリゾート地でゆっくりとバカンスしてみてはどうでしょう? なかでも3月に新空港が開港し、就航が増えた石垣島は、昨今もっともホットなスポット。沖縄本島より400kmも南へ西へと下った先は、美しい珊瑚と固有の動植物、そして亜熱帯の気候に囲まれた、同じ日本にして別世界。おすすめはそんな島の突端にある、風光明媚なプライベート・リゾートです。

Photos_Yusuke Miyake
Text_Masayuki Ozawa
Edit_Masaki Hirano

リゾートといえばフランス発祥、クラブメッドは創業約60年の老舗。
 ここはリゾートの先進国、フランスで生まれたクラブメッド。1950年にスペインのマジョルカ島で最初の施設が誕生して以来、世界で25カ国以上、約80カ所の施設を展開するグローバルブランドです。国内では北海道のサホロに次いで、この石垣島の「クラブメッド 石垣島 カビラ」が国内2つめのバカンス施設として1999年にオープン。どれも中~長期滞在型が基本スタイルで、あえて空港から、集落の喧噪から遠ざけ、その分その土地の自然と距離を近づけているなど、立地の選定にはかなりこだわっているようです。事実、ここも新空港からは送迎バスで約40分も走った先にある、島の対極線上にあり、車で向かうというより運ばれて行くような感覚。しかしながらその時間は、ここに来る前のこと、帰ってからのことを忘れて、何もしない覚悟をきめる大切なひととき。つまりクラブメッドは、ダラダラを正当化してくれる場所なのです。フランス語の「バカンス」は「休暇」のことですが、語源は「空白」や「空っぽ」という意味。それは旅を通じてその土地にどこまで深く潜ろうとする、昨今ブームともいえる能動的な旅のありかたとは、真逆の過ごし方ともいえるかもしれません。ついつい貧乏性の日本人にとっては、何もしないことへの費用対効果を図りにくく、無駄に観光などの予定を入れてしまいがち。でもご安心を。クラブメッドには、何もしないというありがたみを納得して買うことができる、いくつもの理由があるのです。
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そこにつけば財布は一切不要! 贅沢なオールインクルーシブ。
 館内のジムやテニスコートで汗を流す、ストレッチやヨガでリラクゼーションを味わう、カヤックやウインドサーフィン、シュノーケリングなどのウォータースポーツに興じる。これらはすべてクラブメッドが用意している風土を生かしたアクティビティです。もちろん、参加するのもしないのも自由。勝手気ままにひとり読書に耽ることも、バカンスの過ごし方のひとつですから。しかしながら身体を動かすにしても、静かに過ごすにしても、その優雅な時間と向き合っていると、いたるところに沖縄らしいこだわりや、沖縄で寛ぐありがたみをちゃんと味わうことができます。あくせく観光しなくても、ちょうど良い具合に風土や文化に触れ合えるため、クラブメッドの外へ出なくても、十分満喫できるんです。
 また、クラブメッド最大の特徴は「オールインクルーシブ」であること。これは、旅行を申し込むときに代金を支払いさえすれば、基本的には何もお金がかからないという、滞在中のお金のストレスを一切省いてくれる、ありがた~い料金システムのこと。つまり前述したアクティビティは、一部のオプショナルツアーを除けばすべて参加しようがしまいが料金は変わらないってことです。そしてそのシステムを有効活用できる館内施設の醍醐味が、敷地中央に広がるプールの脇にあるバー(朝9時半から深夜12時までずっとオープン!)。"グランド・オーシャン・ビュー"のコンセプトに、沖縄のテイストを取り入れた、心地よい風がふわりっと入ってきます。ここでどれだけワインやビール、カクテルやコーヒーをグビグビ飲もうとも(この種類の豊富さには相当驚かされました。かなり本格的でホテルのバー!)、基本的な感覚はタダ! リゾート施設まで訪れて、財布の中身を気にするのは野暮のきわみ。カウンターでトロピカルカクテルを気軽にオーダーし、すぐ目の前のプールサイドや、ちょい足を伸ばした先のビーチサイドに腰を下ろす。漂う潮の香りと果実の酸味を同時に味わい、日中は白砂に映えるエメラルドの海、日没間際は残照で白く光る海、闇に溶けた海からは波音だけを、ほろ酔いながら心ゆくまで味わうことができるって最高ですよね? もちろん起き抜けに、食事の前に、寝る前に、汗を流した後にと、いつ何時も(タダで)利用できるため、お酒好きにはかなり満足できるポイントでしょう。
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