注目のクリエイティブ集団が手掛ける、レトロな純日本製自転車。
2012.01.27 17:40
日本の伝統工芸が持つ様式美を再解釈し、現代のライフスタイルにフィットするプロダクトを産み出すクリエイティブ集団「丸若屋」。現在、フランス・パリのセレクトショップ「merci」で開催中の「MY BIKE展」にて、そんな丸若屋の、昭和の香り漂うレトロな作品が展示されています。
"都市における移動手段"をテーマに、世界中から様々な自転車とバイクアクセサリーをセレクトし展示・販売している「MY BIKE展」。今回は、プロダクトデザイナーのトム・ディクソンが自転車のパーツを利用したシャンデリアを製作するなど、非常に高い注目を集めるイベントとなっています。
丸若屋が展示するのは、レトロな雰囲気に満ちた完全日本製のデットストックの自転車。大正13年創業の「東京水谷輸業株式会社」が1950年代に発売したこの希少なプロダクトに、装備品や着脱可能なサブバッグといった細かな仕様変更を施し、日本産自転車の精巧さと美しさを世界に発信しています。
過去にもハイメ・アジョンやプーマなど、気鋭のクリエイターやビッグブランドとタッグを組んできた丸若屋なだけに、パリに足を運ぶ機会のある方は、是非ともチェックしてみてください。
Text_Yohei Kawada
MY BIKE展
会期:〜2012年2月18日(土)
場所:merci
住所:111, boulevard Beaumarchais 75003 Paris