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Dr.Martens REPORT OF ENGLAND MEDIA PREVIEW

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我々フイナム取材陣がロンドンに降り立ったのは5月の上旬。雨が多い街という先入観を思い切り覆してくれた、抜けるような青空に降り注ぐ陽光。ご覧のような、とても気持ちのいい天候で〈ドクターマーチン〉のプレスカンファレンスは行われました。

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今回、会場となったのはベスナルグリーンの「WORKING MENS CLUB」。スキンズが夜な夜な集まっていたようなダンスホールで、クラシックで趣のあるしつらえはとにかく雰囲気抜群な会場なのです。我々メディア陣には、紅茶やクッキー、パンなどが振る舞われ、和やかな雰囲気でプレスカンファレンスはスタートいたしました。

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会場には世界各国からのメディアが招かれ、皆真剣に話を聞いていたわけですが、そこで気づいたことが一つ。会場にいる〈ドクターマーチン〉のスタッフ、揃いも揃ってめちゃくちゃスタイリッシュなのでした。全員が全員、フォトジェニック。こうした所からもブランドの力を感じることができますよね。

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プレスカンファレンスでは〈ドクターマーチン〉に関わる様々な人物が登壇しました。こちらの写真は、『THE FACE』「NME」などで活躍していたキャスターであるロバート・エルムスと、〈ドクターマーチン〉のクリエイティブではお馴染みのフォトグラファー、ギャビン・ワトソン。

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そしてこちらは、今期のテーマである“SPRIT OF 69”をテーマにしたムービーを制作したマイク・スキナー。1969年をテーマに、当時のパンクス、スキンズなどの映像をふんだんに使用したイメージムービーは、ブランドの芳醇な歴史を感じさせるには十分な仕上がりでした。印象的だったのは、ジャマイカ、そしてレゲエとの密接な関係性。後にご紹介する「トロージャン レコード(TROJAN RECORDS)」との取り組みも納得の結びつきなのでした。

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別会場では、〈ドクターマーチン〉の新作を余すところなく紹介してもらいました。駆け足でどうぞ。

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まずはブランドの根幹をなすシューズから。元々は警察官などが履いていて、そのうちにファッションシーンでも履かれるようになったという出自のある〈ドクターマーチン〉のシューズ。今期のラインナップといえば、定番のチェリーレッドの10ホールブーツはもちろん、タッセルローファー、モンキーシューズ、ウイングチップ、プレーントゥなど多彩な品揃えです。

次からは、コラボレーションシリーズを一挙にご紹介。

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〈エドウィン(EDWIN)〉とのコラボレーションジーンズは“山”をモチーフにしたカモフラージュ柄を全面にオン。シルエットはかなりタイトなフォルムに。バックのレザーパッチには、〈ドクターマーチン〉らしいガラスレザーを採用。

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60年代から70年代にかけて、スキンズやモッズに絶大な人気を誇った〈ブルータス(BRUTUS)〉のシャツ。〈ドクターマーチン〉がコラボレーションする理由は十二分すぎるほどにあるわけです。

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MA-1でおなじみ〈アルファ(Alpha)〉との共作は、裏地をイエローにチェンジし、ステッチの色にもアレンジを加えています。リバーシブルでも着用できるファッショナブルな一着です。

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最後は先ほど少し触れた「トロージャン レコード」。ロンドンを拠点にしたレゲエのレコード・レーベルの中でも最も成功したレコード会社であり、一時期はレゲエの代名詞とまで言われていました。〈ドクターマーチン〉でおなじみのレザーを使った、7インチレコードのケースが発売になります。当日の会場では、終始レゲエが流れておりました。

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会場の外で、ロバート・エルムスとギャビン・ワトソンをパチリ。

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バンを改造した〈ドクターマーチン〉のスペシャルカーなんぞも。車内で写真を撮って、それを即メールできるなど、デジタル世代に即したインスタレーションが行われていました。

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プレスカンファレンスが終了し、その夜はトラディショナルなレゲエのかかるナイトパーティが。現代に生きるスキンズたちが、思い思いのスタイルで身体を揺らしていました。


ちなみにこのプレスカンファレンス。ほぼ同様の内容で、日本でも行われていたので、そちらの様子も少しだけ。

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英国といえばこの方、スタイリスト馬場圭介さんが自身が経験した80年代のロンドンカルチャーの話をフランクな語り口で。何はともあれ説得力が違います。そして〈ドクターマーチン〉のブーツのシューレースのこなしかたを解説していただくなど。

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ロンドンで展示されていたものに加え、さらなる新作も。

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当日は「リトルナップコーヒースタンド」の濱田大介氏によるDJと、日本のスカミュージックを支えている骨太バンド「COOL WISE MAN」のライブも行われ、現地の雰囲気さながらの素敵な一日となったのでした。

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