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01
RTH
RTHの新作コレクション
レイヤードしまくりたい。 CPCM内にショップを構える〈RTH〉というブランドはいい意味でハードルが高い服だ。独特のシルエット、雰囲気は着る人を選ぶし、それこそジョニー・デップなら完璧に着こなせるだろうけどさ、的な。ただそんなラインナップの中でも、自分のようなミニなアジア人にも似合うアイテムがありました。とくに気に入ったのは中央のコーデュロイ素材のポンチョ。大き目のポケットもかわいいし、ネックの開き方なんかとてもキュート。たくさんレイヤードしたくなるネックだ。そう、〈RTH〉の服はとにかく重ね着したくなるものばかりなんです。今回の3着、全部重ねて着てもきっとキマるのでは。
左から¥42,000+TAX、¥38,000+TAX、¥28,000+TAX

CPCM 03-3406-1104
https://cpcm-shop.com/

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02
ALEX MILL
アレックスミルのアメカジセット
けれんみのないアメカジ。 きょうび、ベーシックなアメカジを標榜するブランドは星の数ほどあります。その中で、どのブランドを自分のワードローブに取り入れるかはなかなかの難問。個人的にはここ1年くらい〈アレックス ミル〉がとても気になっています。昨日今日始まったブランドじゃないし、なんだったら本国アメリカではけっこう有名なブランドなんだけど、このブランドが持つなんでもない感じがとても好みで、注目して見ているのです。誰にでも似合う服だと思うけど、ものすごくベーシックなので、フツーに着てしまうと悪い意味でフツーになってしまう。磨くべきは内面なのは、いつの時代も一緒ですな。
キャップ ¥6,800+TAX、シャツ ¥24,000+TAX、Tシャツ ¥11,000+TAX

ジャーナル スタンダード 表参道 03-6418-7961

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03
doublet
ダブレットのポップコーンTシャツ
これぞアメリカな爽快感。 来期のダブレットの素晴らしさは、こちらのフイナムのニュースでも書いたのですが、今回ご紹介したいのは以前より制作している通称「ポップコーンTシャツ」。ご覧の通り、パッケージをアメリカ感爆発なデザインに、そして中には発砲スチロール製のポップコーン、さらには生地、縫製などにこだわりまくったTシャツ。お値段しめて15000円! 高い!(笑)でも、そこが面白くていいかなと。遊ぶなら徹底的にというか、勢い良く突き抜けてるブランドのスタンス自体を「いいね!」したい気分なのです。
各 ¥15,000+TAX

STUDIO FABWORK 03-6438-9575
http://doublet-jp.com/

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04
kellsport
ケルスポーツのスウェット
ドカンでズドンな一着。 日本に輸入代理店とかジャパン社がないブランドに惹かれます。要は、バイヤーさんたちが現地で交渉し、直接買い付けてきているブランドのこと。その方がより現地の匂いを感じられるし、日本の洗練されたディレクションが施されていない方が、最近の気分なのだ。そこでこの〈ケルスポーツ〉。1974年のアメリカの老舗スポーツメーカーらしいんだけど、このスウェットに注目したのは、完全に「レショップ」のコンセプターである金子さんのこのブログを見たせい(笑)。書かれている文章にも完全同意なのだ。
各 ¥16,800+TAX

レショップ 03-5413-4714

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01
OAKLEY × WTAPS
オークリー×WTAPSのサングラス
嬉しい特典満載の特性「フロッグスキン」。 ことサングラスに限るとスポーツシーンとタウンユースがシームレスに楽しめるモデルは意外と少ない。流線的なフォルムのいわゆるガチなヤツは、機能性こそ優れているものの、やっぱり普段着に合わない。実際、ぼくらのまわりのランナー多くが愛用しているのは、〈オークリー〉の「フロッグスキン」なのである。メーカーはスポーツ利用を推奨していないものの、タウンユースでもカチっとはまってなおかつ軽く、ブランドとしてのステータスもある。しかもこちらは〈WTAPS〉との共同製作。サイドのあしらいはもちろん、付属の色違いのテンプルや別途のグラスストラップなど、嬉しい特典が満載。人との差を付けるにはおあつらえ向きな一品です。
サングラス ¥32,000+TAX
ストラップ ¥1,800+TAXX

GIP-STORE 03-5489-4040
www.wtaps.com

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02
Reebok
リーボックのシューズ「ジーポンプ フュージョン 2.0」
フューチャリスティックなスリップオン!? そもそもこのシューズはまずは視点を変えて見たほうがいいのかもしれない。〈リーボック〉の代名詞ともいえるテクノロジー「ザ ポンプ テクノロジー」の正統な後継者「ジーポンプ フュージョン」のアップデートモデルとしてリリースされたこちらのモデル。ランニングやトレーニングといった最先端のスポーツシューズであることは言わずもがな。フュージョンスリーブに加え新たに搭載されたパワーフレームにより優れた安定感を確保しているため、履き心地はまるでスリップオンそのもの。つまり「フューチャリスティックなスリップオン」と捉えると、スポーツ利用からモードな装いまで、その使用範囲はぐっと拡がってくる。普段履きに嬉しいオールブラックというカラーリングも魅力的。ちなみにオールホワイトもあるよ。
¥13,500+TAX

リーボック アディダスグループお客様窓口 0570-033-033
reebok.jp

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03
SOUTH2 WEST8
サウスツー ウエストエイトのTシャツ
吸汗速乾でUVカットもパッケージング。 北海道のアクティビティを存分に堪能しているのが、そのコレクションからぐいぐい伝わってくる〈サウスツー ウエストエイト〉。趣味が講じてオリジナルのテンカラ竿を作ってしまうあたりから、その本気っぷりが見て取れます。そんな〈サウスツー ウエストエイト〉のなかでも気になったのが、こちらのTシャツ。一見、オーソドックスなグラフィックTシャツかと思いきや、スポーツシーンに最適な吸汗性ボディを採用。加えてUVカット機能も持ち合わせるなど、これからのアウトドア・アクティビティには嬉しい機能をさり気なくパッケージング。個人的にはトレランで使いたいところです。
各¥8,000+TAX

ネペンテス 03-3400-7227 south2west8.com

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04
NikeLab GAKUSOU
ナイキラボ ギャクソウのシューズ
履いてみたい! と思わせるビジュアル。 この一足で〈ナイキ〉は2010年代のクッショニング戦争から、一足お先に脱却を図ろうとしているのかもしれない。そう思わずにはいられないほど、従来のランニングシューズとは異なる面構えで登場した「ナイキ ルナエピック フライニット」。フライニットアッパーにルナソールなど、既存のテクノロジーのミックスながらも「履いてみたい!」と思わせる新鮮味のあるフォルムは実に〈ナイキ〉らしい、ちなみにこちらは〈アンダーカバー〉の高橋盾が手がける〈ナイキラボ ギャクソウ〉名義バージョン。インラインコレクションと比べて秀逸な色使い(ホワイトはウイメンズ)もポイントです。
¥22,000+TAX

ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77
NIKE.COM/NikeLab

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05
Mountain Research
マウンテン リサーチのキャップ
急な雨にも安心なキャップ型ハット。 基本的に髪をセットしない。馴染みの美容室では「伸びてもセットしなくていい感じで」というオーダーが決まり文句である。とはいえ、たまに思いもよらない寝ぐせがついてしまうので、そんなときは迷うことなく帽子をかぶる。そういった予測のできない事態を想定して、常に鞄に帽子を潜ましている。最近は〈マウンテン リサーチ〉の雨除け帽「レイニーマン・ハット」。撥水ナイロンに織り上げ式の雨除け部分、寒いときに重宝する収納式の耳当てなど、急な雨にも安心なディテールがキャップ型ハットというユニークな形状を作り出しています。ちなみにブランドのオフィシャルサイトを覗くとすでに完売。地方ディーラーで探してみると出てくるかもしれません。
¥12,000+TAX

.....リサーチ ジェネラルストア 03-3463-6376
www.sett.co.jp

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01
Levi’s® Vintage Clothing
リーバイス ビンテージ クロージングのデニムジャケット
絶対リジッド。 久しく着ていなかったデニムジャケット欲が再燃。やっぱり買うなら! ってことで選んだのが〈リーバイス ビンテージ クロージング〉の”ファースト”です。ちなみにType 1 Jacketが誕生したのは 1936年。初のコーンミルズ製レッドセルビッジのジャケットで、労働者の非公式な制服になったのは有名な話。レギュラーフィットで露出した銅製リベット、それに銅製プロングのシンチ、シングルの胸ポケット、ダブルプリーツのバックと、ツーホースラベルに入ったXX印。後に出てきた”セカンド”や”サード”も好きだけれど、やっぱり”ファースト”には敵わないなと。でもって着るなら絶対リジッド派。最初は生地が固いから一度水洗いして…なんてもってのほか。ジーンズもそうですが、生のまま着倒してこそ育てがいがあるってもんです。というわけで、上下セットで購入予定。
¥48,000+tax

リーバイス® ダブルエックス 03-6418-5501

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02
REYN SPOONER
レインスプーナーのハワイアンシャツ
アメリカナイズなシルエット。 2年ほど前から、夏の装いのひとつとしてハワイアンシャツを取り入れることが多くなりました。一枚で着ても様になるし、パナマ帽をかぶるようになったのもその要因かもしれません。ただ、いわゆるカラフルなハイビスカスがあしらわれた土産物的なそれではなく、オリジナルのイラストやグラフィックが落とし込まれたものを好んで着ていました。で、今年も新たに一枚買おうと探していたら、絶賛発売中の『フイナム・アンプラグド/アメリカ特集』で〈レインスプーナー〉を発見。50年以上続くハワイの老舗ブランドで、2,000種類を超える柄は圧巻。しかもコットン55%、ポリエステル45%からなるオリジナルの生地「スプーナークロス」を裏返して使っているというから面白い。身幅や着丈は、いつもXLを着ている自分がMでジャストサイズぐらい。ボタンダウン仕様だからスラックスとも相性抜群だし、ハワイのビジネス着として認められたのも納得です、ハイ。
¥15,800+tax

(株)スタンレーインターナショナル 03-3760-6088
www.stanleyintl.co.jp

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03
KELL SPORT
ケルスポーツの立ち襟スウェット
この野暮ったさがいい。 昔からスウェットといえば、丸首かフーディの2択しかなかったはず。そんな群雄割拠の最中に、異なるアプローチで一矢報いたのが、〈ケルスポーツ〉の立ち襟スウェットです。実はこのモデル、30年以上前から作られていて、アメリカ製なのはもちろん、いまも変わらず18オンスの極厚スウェット生地でつくられている、質実剛健なUSカーハート的一枚なんです。短めの着丈に広い身幅と腕周り、一周して今日的とでもいうべきシルエットがとても魅力的。前身頃の大きなカンガルーポケットや両脇のリバースウィーブ仕様、がっちりとしたリブなど、あまり見かけない形だけど、実にアメリカらしいスウェットです。取り扱いしているお店が少ないので、見つけたらひとまず買っておくことをおすすめします。
¥19,000+TAX

WISM渋谷店 03-6418-5034

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04
DYNE
ダインのウェア
半歩先いく機能ウェア。 科学(テクノロジー)の発達がファッション界に新たな旋風を巻き起こすことは、多くの人が肌で感じていること。そんな科学とアートの両方に影響を受け、革新的なファブリックとフィット感、そして機能性を兼ね備えたテクニカルなアイテムを発信しているブランド〈ダイン〉をご存知でしょうか? 今シーズン日本上陸したニューカマーブランドで、デザイナーはクリストファー・ビヴァンス。〈ナイキ〉のクリエイティブディレクターだった経歴を持つテクニカル素材のスペシャリストが手がけています。ブランドの拠点も〈ナイキ〉の本社と同じく、アメリカ・ポートランドを拠点にしています。これまで、実際に”スポーツやアウトドアがストレスなく楽しめる高機能素材を使って、なおかつデザイン性にも長けたモノづくり”というような、ブランドは数多ありましたが、〈ダイン〉はそのどれとも異なる世界観で、半歩先いく機能ウェアを展開しています。まずは、次回のフイナムランニングクラブ♡で、その着心地を確かめたいと思います。
左から
パンツ ¥27,000+tax
Tシャツ ¥ 15,000+tax
スウェットシャツ ¥38,000+tax

SHIPS 渋谷店 03-3496-0481

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01
OFF-WHITE ℅ VIRGIL ABLOH
オフ-ホワイト ℅ ヴァージル アブロー
ストリートファッションの最新形。 はい、まずは『アンプラグド』の担当企画の影響をモロに受けまくっての〈オフ-ホワイト ℅ ヴァージル アブロー〉です。でも、ヴァージル アブローって本当にすごい人なんですよ。〈パイレックス〉によって “ラグジュアリーストリートブランド”誕生のきっかけを生み出し、後身となる〈オフ-ホワイト〉で世界中のキッズからセレブまでを虜にして、このムーブメントを世界基準に押し上げたんですから。そんな同ブランドといえば、ストライプ柄を多用したコマーシャルラインの印象が強いものの、別途コレクションラインも展開しており、そちらにはストライプ柄を排したアイテムも揃っています。そろそろいい歳なので、あまりにわかりやすい物を着るのには少し気が引けるというか…。このTシャツは、背面にシーズンテーマがプリントされただけのシンプルなデザインなので僕でも着れそう。イタリア生産のオリジナルボディを使っていますが、実はベースがアメフトシャツになっているあたりにもアメリカを感じることができます。
¥36,000+TAX

eastland 03-6712-6777

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02
ESSAY
エッセイのデニムパンツ
アメリカ的な大雑把感。 今はなき古着の名店「ゴーゲッター」。希少性による付加価値のついた古着ではなく、時には「これダサっ!」と思えてしまうほどに“アメリカのリアル“を感じられる古着が揃っていて大好きでした。そして今は、同店に務めていた加瀬さんと、彼と同じくUniversity of the Arts London卒業生である竹井さんが15AWに始めたブランド〈エッセイ〉が、その流れを汲むナードな雰囲気を漂わせていて大好きです。このデニムパンツも、ギリギリなデザインがたまりません。リーバイスでいうところの40インチくらいはありそうなウエストと足周りのサイズ設定に、裾は切りっぱなし。それをベルトでギュッと絞って穿く。今後メタボになろうとも入るし、地べたに座っても問題ない。長さが気に入らなければ自分で切ればいい。この“適当感”がかっこいいんです。
¥26,000+TAX

mail@thessay.com

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03
TIMEX × TODD SNYDER
タイメックス×トッド スナイダーの時計
ついに形になった“スペシャルな一本”。 〈タイメックス〉とトッド スナイダーの協業といえば〈Jクルー〉時代にまで遡ることができ、ファッションシーンではもはや鉄板タッグとして認知されています。160年を超える歴史を持つ〈タイメックス〉が作り上げたタフ&リーズナブルな時計にトッドのこだわりが詰まった過去のコラボモデルは、リリースされる度に軒並み完売してきたほど。そして以前、両者の関係についてトッド本人に伺った際には“スペシャルな企画”の存在を教えてくれましたが、これでした。現在は展開されていない〈タイメックス〉のアーカイブから今回のためだけに復活させたモデルを、〈トッド スナイダー〉がアレンジ。他に2型を加えた計3型で展開されますが、個人的な推しはこの“Military”。焼けたような絶妙な色合いの文字盤と、経年変化が期待できるレザーブレスレットに、自身もアンティークのミリタリーウォッチを愛してやまないトッドらしいこだわりが垣間見えます。今回も争奪戦になることは必至ではないでしょうか。
¥16,000+TAX

アングローバル 03-5467-7874

item
04
C.O. Bigelow
シー・オー・ビゲロウのボディローション
アメリカの香り。 記憶と香りが密接に結びついていることは科学的にも証明されており、他の感覚と違って嗅覚のみが大脳辺縁系(本能的な行動や喜怒哀楽などの感情を司る器官)と直接繋がっているからなのだとか。ちなみにこれ、フランスの作家マルセル・プルーストの大作『失われた時を求めて』の中で、語り手がマドレーヌの味をきっかけに幼少期の想い出が甦ることから“プルースト効果”と呼ばれているのだそうです。前置きが長くなりましたが、なぜこの〈シー・オー・ビゲロウ〉の香り=アメリカなのかというと、同ブランドが単純にアメリカで最も歴史のある薬局であることに加え、『アンプラグド』制作期間中に幸運なことにもグラミー賞の取材に行く機会があり、そこで泊まったホテルのアメニティが同ブランドのものだったから。そんなわけで僕はきっと、自宅の狭いユニットバスの中でこのライム&コリアンダーの香りを嗅ぐ度に、アメリカ出張で滞在したホテルでの優雅なバスタイムを思い出すのでしょう。
ボディローション ¥2,800+TAX

エフ・ジー・ジェイ 03-3778-5569

item
01
LQQK STUDIO
ルックスタジオのパーカとロングスリーブT
シンク・スモールな服 ポートランドという言葉はさすがに聞き飽きましたが、小商いの時代を牽引したという意味ではやはり避けて通れないキーワードです。日本においてもそんな思想を継承し、小さくも骨太に運営されるショップがあります。一つは「min-nano」、そしてもう一つは「BACKDOOR/SUPPLY」。世界広しといえど、〈ルックスタジオ〉の定常的な卸先はなんとこの二店舗だけ。(ポップアップなどで限定的に取り扱うことはあります。)これはひとえに、ビジネス上の付き合いではなく、人対人のコミュニケーションを積み重ねてきたがゆえ。人間の営みを感じますね。あ、このブランドの魅力については、アンプラグド03の「AMERICAN INDIE BRAND」をご参照ください。はい。お察しの通り、今回は雑誌の告知を兼ねてますよっと。
パーカ ¥20,000、ロングスリーブT ¥7,000(すべて+TAX)

BACKDOOR 03-6804-7037

item
02
C.E
C.Eのスウェットパンツ
ポストモダンのフロンティア そうです。言わずと知れた日本のブランドです。日本のブランドなんですけど、いろいろ調べてゆく中で、その強大な影響力に今更気づきました。「ポストモダン」という新たなストリートの世界線は、〈C.E〉が切り拓いたフロンティア。大小・国籍を問わずさまざまなブランドがこの新たなる大地に集い、それぞれのクリエーションが花開いています。狙っても一筋縄ではいかない領域ゆえ、ロゴモノとは一線を画す複雑でアーティスティックなデザインが魅力。〈C.E〉らしいアイテムといえばやはりTシャツやスウェットシャツになると思うのですが、敢えてこの主張しすぎないパンツを推したいなと。ちょっと矛盾しますが、このブランドの本質はカテゴライズされないスタンドアローンな姿勢にこそあるとも思うんです。
¥18,000+TAX

C.E www.cavempt.com

item
03
N.HOOLYWOOD EXCHANGE SERVICE × WILD THINGS
N.ハリウッド エクスチェンジサービス × ワイルドシングスのセットアップ
オールブラックの切り札 またもや日本を代表するブランドですが、ブランド名に「ハリウッド」と入っているので勘弁してください。最近、ミリタリーのディテールが共通して持つ、非ファッション的なムードに惹かれているということを自覚しました。このコートは襟元と袖口のマジックテープがまさにそんなポイント。本気っぽいイナたさとファッション的な洗練の完璧な共存は〈N.ハリウッド〉のお家芸といったところです。オールブラックは、ともすればギラついたキメキメ感が出てしまうのですが、この無骨さが程よく中和してくれています。ところで、「フェスいこ!フェス!」という魔法の誘いはいつ何時、誰の身に起こるかわかりません。信頼のワイルドシングスが担保する機能性は、アウトドアシーンで圧倒的に活躍することでしょう。準備は、万端だ。
各 ¥48,000+TAX

Mister hollywood 03-5414-5071

item
04
crepuscule
クレプスキュールのサーマルニット
昭和最終世代のアメリカ観 正直なところ、アメリカに対して特別な思い入れってないんです。まだ行ったこともないし、憧れみたいな感覚もない。MADE IN USAはちょっと嬉しいけど、それだって誰かの受け売りのような気がする。たぶん僕らの世代にとって、アメリカというのは日常の一部なのだと思います。フルハウスを観て育ち、毎週のようにマクドナルドに足を運び、ギャップのTシャツとリーバイスのジーンズを身につける。それが当たり前。歴史が手繰り寄せたアメリカの文化・経済圏が根付いた後の社会が、僕らの思春期の背景にあるのでしょう。この一着は、普段はオーバーサイズのゆったりとしたニットの印象が強いcrepusculeから発売された、インナーとしても着用可能なコンパクトなサイズ感のワッフル・サーマルニット。アメリカ的質実剛健の象徴であるサーマルを、同ブランドらしい繊細さによって再構築するというアプローチに、勝手に共感しました。たぶんデザイナーの方、同世代なのでは。
¥12,000+TAX

オーバーリバー 03-6434-9494

item
01
KENNETH FIELD
ケネスフィールドのジャケット
羽織った時の軽さも魅力。 『フイナム』のブログでもお馴染みの草野健一さんが手掛ける〈ケネスフィールド〉。アメリカントラディショナルをデザインの主体に、日本人に合うよう解釈されたアイテムの数々は、草野さんのファッションに対する造詣の深さと細かなディテールへの配慮を感じさせます。クラシックやトラッドをベースにするブランドは数多くありますが、〈ケネスフィールド〉のどこか程よく野暮ったい雰囲気は、草野さんならではのクリエーションと言えます。今回紹介するのは、先染めの鮮やかな大柄のチェックが目を奪うダブルブレステッドのジャケット。実際に羽織ってみると見た目では分からない軽さが印象的で、芯地を省いているのでふわっとした着心地になっています。シワ加工を施したラフな雰囲気で、畳んで持ち運ぶことも可能。表地には超長綿を使った薄手の生地を、裏地にはソフトな肌触りのテンセルを使用。リーバイスのリジッドのジーンズにポロシャツやTシャツを合わせて、着こなしたいジャケットに仕上がっています。
¥78,000+TAX

ビームス 神戸 078-335-2720
kennethfield.com

item
02
POLO RALPH LAUREN
ポロ ラルフ ローレンのシャツ
色の組み合わせが新鮮。 アメリカの空気感をダイレクトに表現したアイテムがそろう〈ポロ ラルフ ローレン〉。トラッドからカジュアルまで豊富なラインナップを誇り、いつの時代もアメリカのファッションを愛する人の心をとらえてやみません。ショップやウェブサイトをチェックすると、必ずといっていいほど、心惹かれるアイテムが何かひとつはあります。今シーズン、気になったアイテムは、プラッドという格子柄のシャツ。春夏シーズンならではの鮮やかな色の組み合わせが新鮮で、ともに薄手のリネン素材を使っているところもポイント。写真左のタイプはスプレッドカラーの仕様で、写真右のクレイジーパターンのタイプはボタンダウンの仕様。タイトすぎず、ゆったりとしたシルエットで作られています。コーディネートは、濃紺のジーンズにタックインした着こなしがおすすめ。夏に向けて、ぜひ手にとってほしいアイテムです。
各¥20,000+TAX

ラルフ ローレン 0120-3274-20
www.ralphlauren.co.jp

item
03
handvaerk
ハンドバークのポロシャツ
シンプルで値ごろな一枚。 ベーシックとクオリティの高さが共存する、国内外の服や雑貨を展開するセレクトショップ「ビショップ」。昨年、このショップの2016年春夏シーズンの展示会に行ったとき、飾り気の無いシンプルなポロシャツに目がとまりました。プレスの方に話を聞くと、ニューヨークの〈ハンドバーク〉というカットソーのブランドのもので、今シーズンから「ビショップ」で取り扱いをスタート。このブランドは、デザイナーの経歴がユニークで、もともと大手銀行で投資家をしていたデザイナーのエステバン・サバと、大学でテキスタイルデザインを専攻していた彼の妻が2013年に設立。もともとエステバンの家系が、ペルーで縫製や紡績の工場を営んでいたことも、ブランドを初めたきっかけの一つになっています。上質な綿として知られるピマ・コットンを自ら調達し、紡績から縫製までの過程をすべて自社の工場で行っています。写真のポロシャツは、ありそうでないプレーンなデザインが美しく、しっかりとした肉厚のピケ素材を使用し、心地い良い肌ざわりが魅力。黒と白の2色展開で、手に取りやすい価格もおすすめしたいポイントになっています。
¥9,800+TAX

ビショップ 03-6427-3710
bshop-inc.com

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04
patagonia
パタゴニアのメンズ・バギーズ・パンツ
この春、イチ押しの一本。 数年前、知人から評判を聞いて〈パタゴニア〉の定番のショーツ「メンズ・バギーズ・ロング」を購入しました。速乾性のある素材を用い、無駄なデザインを省いたようなシンプルなデザインが気に入っています。ウエストがゴムの仕様になっているので穿きやすく、夏はかなりの頻度でこのパンツを愛用しています。今シーズン、この「バギーズ」のシリーズにフルレングスのパンツが登場しました。ショーツに足を付けただけのような飾り気のないデザインが美しく、ミリタリーウェアを思わせるアノニマスな雰囲気も漂わせています。ブランドタグがバックポケットにさり気なくあしらわれているところも良い。ショーツと同じナイロン製の素材で作られているため、292グラムと非常に軽く、穿いているときに余計なストレスを感じません。さらに、撥水加工を施しているので、雨の日のアイテムとしてもおすすめです。色は、写真のネイビーの他、カモフラージュ柄とベージュも展開。
¥11,000+TAX

パタゴニア日本支社 0800-887-447
www.patagonia.com/japan