村手謙介
アーバンリサーチ バイヤー
GAO
「サヨナラ」
その日以来、僕が歌うことはなくなった。
当時シングルのCDとして毎日聞いて、僕の中のカラオケ18番でした。ところが、忘れもしない高校の修学旅行のバスの中で、僕の前に歌う人が同じ曲を選曲。彼は、当時クラスの中でもほとんどしゃべれない暗い子だったので、大した事無いだろうと思っていたのですが蓋を開けてみたらメッチャ上手くて。その日以来、彼は「サヨナラ」でクラスのヒーローになり、僕が歌うことはなくなり、毎日のように聞くだけになってしまった思いでの歌です。
森山真司
ディストリクト ショッププレス
Patti Austin & James Ingram
「Baby come to me」
チークタイムの記憶と直結した曲。
恥ずかしいかどうかは別として甘酸っぱい記憶がたくさんな曲はこれ。何度も何度も聞き込んだ......とか特に思い入れというほどの記憶はないのですが、潜在意識の奥深くに埋め込まれたベタなラブソング。美メロはクインシー+テンパートンの黄金コンビで当時のMJにも通じます。実はわたしの青春時代はまだクラブではなくディスコ全盛時代。そして地元佐世保はアメリカ海軍ベースも存在しており、そんなアメリカンな選曲を聞かせるディスコだったんですね。もちろん踊っている人々も白人黒人取り混ぜて常に1/3はアメリカ人。そして、その当時といったら必ずチークタイムがあったのです。わたしも高校時代、ませた金髪の中学生(STAY組)とか既に働いているお姉さん方とチーク踊ったものです。そんな記憶に直結しているのがなぜかこの曲......いまでもイントロだけでドキドキします。
矢野考太郎
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森高千里
「この街」
僕は森高が大好きなのである。
リンゴスターを教えてくれてのは彼女だった......。りんご=バーモント=ヒデキではなく、ビートルズにそんな変わった名前の人がいるということを僕は中学の時に初めて知った。僕がアイドルではなくアーチストという言葉を使い始めたのもちょうどこの頃である。そう森高はアイドルではなくアーチストなのだ。作詞作曲が出来てドラムも叩ける。一度聞いたら忘れられないあの歌声。(いや酒屋で貰ったポスターを机の前に飾っていたからルックスが一番好きだったんだろう)僕は彼女のことが大好きだった。いや今も好きなのでこっそり家の柔軟剤をハミングに変えようとさえ思っている。そんな彼女の曲の中で最初に振り付けを覚えられたのがこの曲。今見てもやっぱりキュート。そう僕は森高が(実は)大好きなのである。
山本大介
ベイクルーズ グループ プレスマネージャー
BUCK-TICK
「JUST ONE MORE KISS」
家で髪を立てたら親に怒られた。
中学1年生の頃、入学したてホヤホヤの時、なんかロックバンドの音楽を聴いているのがなんとなくかっこいい的な風習があり(もうガキじゃないんだよ的な)ウチの中学ではBOOWY かXかBUCK-TICK派でなんとなく分かれていました。 なんか知らんがバンドやろうってことになり、なんとなくベースを買ったんですが、練習は1回もやりませんでした。家で髪(今よりは、長く普通に分けられる程度の髪)を無駄に真似してVO5のスプレーで立たせてみたりしたら親に怒られました。というより全然似合ってなかった記憶が......。友達は頬にB-T(ギターの今井が頬にB-Tのペイントするのがトレードマークだったはず。) のペイントを真似していたら先生にめっちゃ怒られてました。
横田太樹
MASAKA代表
永井真理子
「ZUTTO」
カラオケ好きはこの頃に養われました。
この時僕は11歳、小学5年生。あんまりその時の詳しい記憶ってないんだけど、たぶんテレビかなんかで見て、この綺麗なメロディーとこの人のボーイッシュで可愛らしい雰囲気に惹かれたんだと思います。当時の僕の声はものすんごく高くて、女性の曲の方がキーがぴったりだったから、CD流しながら家族に向けてデカイ声で歌ってました。小学生の頃はあんまり歌を歌うってことが、周りの友達からはダサイとされてたから、家で歌うのがすごく気持ちよかった記憶があります。今の僕のカラオケ好きは、この頃養われたと行っても過言ではないですね。
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