「おわら」初めて見た。 - 編集Hブログ（平野正樹）

週末土日で富山に帰ってました。
そこで見たのが「おわら風の盆」。本当は9月の1日〜3日で行われるお祭りで、
人口2万人の小さい村に25万人も詰めかけるというすごい祭り。
そーいえば島耕作もお忍びで観に行ってたなマンガの中で。

今回行われてたのは正しくは「月見のおわら」というもので、
旅行会社が企画する風の盆を"再現"するという大規模なツアーイベント。
観光バス70〜80台くらいで来て、ツアー客のために風の盆を
もう一回やってしまうというなんか裏技みたいなイベントらしいです。
こんなイベントがあること自体知らなかったし、知られてないんじゃないかな。

本番のお祭りは、あまりに人気が出過ぎてまともに見られない。
村の踊り手さんが自宅から出られないくらい人でギュウギュウ詰めっていうから
そりゃもうハンパない混みようらしい。そりゃ見てみようって気にもならんわ。

でも今回見た裏技の方でも大満足。富山県民でありながら初めて見たけど、
やっぱガキンチョの頃から聴いてる胡弓と三味線の音色で、
なんかモヤモヤしてた気持ちもちょっとだけ癒された感じ。
本番は絶対無理だろうから、こっちの裏技の方でいいからまた見たい。

今の時期はトロッコも良い感じだろうから富山来るなら9月末がオススメよ。

こんな感じで無言の男女が踊るのだ。
ちなみに踊り手さんは未婚の女性（男は知らん）しかダメなんだって。