ちりちりとワイニーのオイニー - あたまちりちり。（早川雄介）

Hip Hopゴールデンエラと言われる90年代、とにかく良質な音源がこれでもかとばかりに世に送り出されていた気がします。アーティストはとにかく全員渇いていて、ツバを飛ばしまくって世に出した音源を日常で耳にしていたと思うと、それはもう最高にスリリング。Craig Mackじゃないですけど、まさに"Flava in ya ear"ってカンジですね。

サンプリングが主流だったこともありSOUL、JAZZ、REGGAEなど特に密接だった時代でもあったんじゃないでしょうか。

その中でもREGGAEっぽいHipHopは特に気になるところで、専門家でもないですし、評論とかできるわけでもないんですが、"Beatがそれっぽい"とか細かく挙げていけばキリが無い気がします。聴いたカンジの判り易さで言えばBlack MoonやSmif-n-wessunといったBoot Camp周辺、KRS-ONEやMAD LIONなんてのは代表的なところで、LOST BOYZやFUGEESなんかもそんなフレーヴァーがプンプンしてた気が。

ま、以来大好物になったのは言うまでもなく、Sean Paulの"Get Busy"あたりが大ヒットした2000年代初頭でも、下手な曲をかけるよりは上記のような"ぶっとい"音をかければ、それこそオネーチャンたちもすこぶる良好な反応をしてて、違和感無く踊ってた気がしました。

ワイニーのニオイもプンプンしてましたねwww

Twitterで知ったんですが、このSelah MarleyはRohan MarleyとLauryn Hillの娘。まさにREGGAEっぽいHipHopと言いますか、おじいちゃんがBob Marleyでお母さんがLauryn Hillってのは、もう完璧！

当たり前ですが、Laurynに激似・・・

イイトコ取り！って言い方は良くないですが双方のフレーヴァーを持ち合わせるだけに、もしアーティストにでもなろうもんなら期待大です。

そしてこのMIXも、ジャケにあるようにRAGGAMUFFIN HipHopで構成された1発。

ワイニーのオイニーってよりは男汁満載ってカンジですが、知らないヴァージョンも入ってて大好き。

 

ですが自らの頭をドレッドにすることに対するチキりっぷりは、いつになっても払拭できないのが実情です・・・