FRee STyling ?
石川 顕
最近、スタイリストといったらなぜか「ぷっ」と笑われますが、スタイリストですから。パリコレというよりツール ドフランスですし、ラガーフェルドよりローラン・フィニョンです。
KIKISA
2011.11.12
僕の中のひとつの肩書き。
石川店長!?
CASA BRUTUSの連載ページ『石川店長日記』の誌面上の仮想店長。
毎号、僕がプロダクト及びカスタマイズした商品を、千駄ヶ谷のカフェ、タスヤード横の通称「BIRD HAUS 鳥小屋」にて販売してみたらどうする企画です。
ざっくばらんにいううと、空想の実在ショップの店長です。
一回目はウッドターナー盛永省治のボウルにモダンサーフアート、パームグラフィックス豊田弘治の悪戯描き。
二回目はバンザイペイント立沢トオルと城戸 雄介 ONE KILNのウルトラヘビー・セラミッククッカーに江夏潤一のイラスト。
そして第三弾は、大人気のウルトラライト・バックパッカー仕様 アヒヒロ ジン・KIKISAウッドカップに伝統の漆加工で「強度と味わい」でバージョンアップしました。
しかもプロユースのメッセンジャーバッグメーカーのフレドリック・パッカーズ製作の袋、10種類の10個のみです。
KIKISAとは友人のKIKIちゃんからいただきました。彼女が大きなリュックに結んで旅に出るイメージ。
フィンランド・ラップランドのKUKSAのダジャレ?そういうことでもいいでしょう(笑)
コチラは店内です。
ところが、10日の雑誌発売日から二日目、、、、ありがたい、、、、いや痛恨の売り切れ。
まっ、通常のデュポン社タイベック(最近は防護服で有名に)の袋バージョンは、トウキョー カルチャート by ビームスで販売するのですが、、、、
すぐなくなるのかな、、、、。
通常のKIKISA は7千円越え、漆バージョンは一万円円越え。
店に並ぶ前に完売してしまう、、、、やはり痛恨の極み。
でも、こんな素朴で、ブランド品でもない、ただの木のカップが売れて行く姿見ると感激するんです。
まだまだ、世の中そんなに捨てたもんでもないな、、、、と。
少しずつしか作れなし、面倒です。
でも、どうしても欲しいと。
店長はレジの後ろで泣くわけです。
接客もレジ打ちもしませんけんども、、、、、。
さてさて、どうしよ?