Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <5>
2010.02.16
これはスティーヴンが26歳の時にセシリアとジェームスの3人でVISIONAIREを起ち上げた時以来のメインコンセプトで、様々なブランドや企業とコラボレーションで話題を振りまいている現在を見ると矛盾しているように聞こえるかも知れませんが、これはいまもなお一貫して貫いているコンセプトだと言うことを僕は声を大にして言いたいと思います。
だからこそ1企業(ブランド)のみのコラボなのです。
当時スティーヴンはカッティングエッジ的な存在だった"DETAILS"誌でエディターとして働いていました。
その後同誌が大手出版社に買収されることになり、今までとは違った広告主からの圧力であったり様々な規制にとらわれるといった事に直面する中で、同誌が既存の雑誌と何も変わらなくなってしまった様を目の辺りにしたのが、26歳という若さでVISIONAIREを創刊した理由であり、その創刊号が1991年の春であったことから、"SPRING"をテーマに、サブテーマとして"INNOCENT"=「無垢な。汚れを知らない」を掲げたのです。
ただ、なぜこんな事がまかり通っていたかというと、これは「汚れを知らないから」なんていう訳ではありません。
実は当時は働く人はもちろん、アーティストにも一切のギャラが発生しなかったのです。
今でこそオフィスで働いている人たちにはお給料が支給されているでしょうが、当時は全くなかったのです。ですから僕ですら、VISIONAIREからお給料という形でお金をもらった事は現在に至るまで一度もありません。
あくまでも日本総代理としてVISIONAIREをディストリビューションして売り上げた利益と、日本企業とのコラボレーション等を成功させた時のコミッションだけです。
もっともそれ以上の、お金には換えられない、生涯忘れることの出来ない経験は、この瞬間を含めてさせてもらっていますが...
「もしよかったらメッセンジャーくらいしかお願いできないかもしれないけれど、明日から時間がある時に来てくれないか?」
このひと言が僕の人生をまた大きく変えたのです。
そしてその翌日から今日に至るまで、僕の半生はVISIONAIREにどっぷり浸かっています。
そうです。
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