LOLOLOLOL...

2010.03.17

先日このブログにも書いた通り、結構お笑い好きな僕。

｢ルミネTHEよしもと」のような常設劇場にも頻繁に通うし、ホールやイベント会場などその規模の大小に関わらず、僕にしては珍しいくらいフットワークが軽くなるから不思議。

そんな中、4年ぐらい前ですかね。

何故か関西の朝の番組が帯で放送されていて、そこにレギュラーで出演していたのがメッセンジャー黒田。黒田有と書いて「くろだたもつ」と読む、あの方です。

残念なことに諸事情により昨年末から活動を自粛中なので早期の復帰を望みたいところですがそれはさて置き、あの軽快な喋り口と回転の良さが大好きで、それ以来彼を見るためにあの番組を見ていたほど。

なんて言うんですかね、やしきたかじんにトミーズの雅を足して2で割った「ひとりたかじんのバー」みたいな感じ。←わかりづらくてスミマセン（笑）。

そんな彼が東京でライブを行うと知って、速攻チケットぴあでゲットしたのが「たもつくん、ポイ！」というワンマンライブ。

僕が行ったのはその第2回目。基本1人トークでその後に後輩芸人がゲストに訪れるというチハラトーク的なスタイルなのですが、会場は沢山のファンで満員御礼状態。

予想通り抱腹絶倒のひと時でしたが、それ以降あまりの人気にチケットをゲットする機会もなく今に至るのが残念ですが、その時に訪れたのが新宿にある「シアター・モリエール」。

そこら辺の知識が皆無だった僕は単に「森江さん」って言う人がオーナーさんなのかなと思っていたのですが、こんな素敵な由来が隠されていたなんて...（笑）

パリにあるコメディー・フランセーズの初代名誉館長である、17世紀フランスを代表する劇作家モリエールが成功を収める直前までの数ヶ月を描いたフィクション。

2007年制作の映画が今頃公開なのは謎ですが、時代物ゆえに遜色はなく、心に秘めた大人のラブストーリーは、なんでも公にする事で売名行為としか思えないどこかの国の恋愛感とは違った「はかなさ」にグッと引き込まれます。

★★★★★

ちなみに俳優の江守徹さんの芸名も、このモリエールから由来するものとか。

作家の石田衣良さんの本名：石平からといい、作曲家の久石譲さんのクインシー・ジョーンズといい、皆さん芸名の付け方がうまいなぁ...

まぁ最後のシーンがイマイチ腑に落ちないというか「？」な感じですが、都内でも1、2を争う不親切な映画館で上映されていることを除けば、帰りにグラスのシャンパンでも一杯なんて気分になれる素敵な映画です（笑）。