Dying to eat - Boolog A Go-Go!（石光史明） | CREATOR BLOG（クリエーターブログ）

2010.04.19

｢死ぬ前に食べておきたいもの」をテーマに書き記して4回目にして、ようやく真打ちの登場です（笑）。

どうやってこれに出会ったのか、どうしてそのように食べ始めたのかはイマイチ定かではありませんが、僕が愛して止まないこの逸品。｢死ぬまでに」というよりも、｢死ぬ前日に食べたい」というのが僕的には正しい表現。

そしてこのテーマ初のお家でお料理編になります（笑）。

安っぽい（失礼）紙袋を開けてみるとそこには...

ジャジャーン！

西武池袋店地下1階「かるかや」の「うどんの切り落とし」。

お値段なんと100g、100円！ちなみに写真ので200gになります。

税込か税別か忘れちゃいましたが、とにかく安いっ！

だけどね、これが至福の味なわけです（笑）！！

名前の通り、うどんを作る際に延ばして断ち切る時にできる「切れ端」。

なので、形も太さも厚みもまばら。写真の一番細い部分でも通常のうどんよりはやや太めの感じです。でもこれがたまらない食感を産むのです！そして食感だけではなく、引き延ばした際に塩っ気も一緒に端っこに寄ってしまったかのような、たまらない塩加減！

通常は商品としてショーケースには入ってないので、お店の人に聞けば出てきます...が、あくまでも「切り落とし」なので、ないときもありますのでご注意を。僕も目の前で常連さんとおぼしき人が買い占めて買えなかった経験アリです。

ただ、この商品の便利なところは、一度買ってこの袋のまま冷凍しておけばひと月（実際はもっと）は余裕で保存しておけるのがミソ。

そして、肝心の食べ方なのですが（所詮うどんなので、もちろんそれぞれが好きに食べればいいのですが）個人的には「しゃぶしゃぶ」のあとの〆。

これ以外考えられません。

というのも、以前は通常の商品を提供する実食コーナーも屋上にあり、某誌の讃岐うどん特集にも登場していたのですが、個人的には「別に...」って言う感じでしたので。

そもそも「しゃぶしゃぶ」というのは、この「切り落とし」に限らず、〆のうどんをいかに美味しく食べるための「出汁とり作業」だと言っても過言ではないくらい、あの食べ方が好きなのです。

参考までに僕の食べ方を記しておくと...

前記の通り塩っ気が強いし、太さもまちまちなので一度軽く茹でておきます。そして、ひと通り「しゃぶしゃぶ」し終わった頃を見計らって投入。

程よく茹で上がる頃を見計らって、出汁を鍋からすくい塩・コショーで味を調えて、できればザーサイを刻んだ物と浅葱をいれて出来上がり♪

間違ってもポン酢などは混ぜてはいけません。

また余計なお世話ですが、しゃぶしゃぶを食べる際にヘルシーにとあまり野菜を入れすぎるとスープに甘みが出すぎてミスマッチな気がします。

こうする事によって、とにかく「切り落とし」の特有のモチモチの食感というかアルデンテな歯応えと、うどん本来の味が引き立って... あ、肝心な事を言い忘れてました！

｢ちくわぶ」や「すいとん」の苦手な人は要注意です。

分かりにくい例えですが、神楽坂の鳥茶屋さんの「うどんすき」が食べられない人も多分ダメだとは思いますが、せいぜい200円程度の出費なので、機会があればお試しアレ。

知人限定ですが、ダメなら引き取りに行きます（笑）。

...っていうか、連絡くれれば買って行きますよ！