Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Fame!
2011.01.08
テニスのローランギャロスの試合を観にパリに行ったときの話。
当時は確か友達の従兄弟の家に泊まっていたかで、その宿泊費代わりという訳ではありませんがシャンゼリゼ大通りにあったVirgin Mega Storeに(その従兄弟が欲しい)CDを買いに行ったのですが、2階のとあるコーナーを眺めていると棚向こうで物色している人物に見覚えが。
最初はピンと来なかったのですが、ハッと気づくとなんとその人は僕が当時アパートが見つかるまでお世話になっていたNYの友達のルームメイトで、ちょうどヨーロッパを一人で放浪していたところ。
僕もその事は知っていたのですが、当時は今のように携帯やメールなんて言うものは皆無だったので、まさか同じ時期にパリにいるとは思っても見なかったのでかなり驚いたのを今でも覚えています。
で、そのあとどういう展開でそうなったのかは覚えていませんが、そのままシャンゼエリゼの映画館に3人で入り映画を観たことだけは確か。もっとも何の映画でその後食事をしたのかも覚えていませんが、ちょうど渋谷のシネマライズのように日本の平均的なそれとは逆にスクリーン方向に向かってせり上がっていた(見上げる感じの)劇場の作りだけは印象に残っています。
この作品を観ていたらなんだか急にそんな事を思い出しちゃいました(笑)。
「しあわせの雨傘」
昨年半ばから日本での公開作品が急激に増えた気がするカトリーヌ・ドヌーブ。いやぁ、本当に大女優とはこういう事を言うんだなと。
どこかの国の特に演技を勉強した訳じゃないから大根だけど、高度経済成長を支えたお父さん達の心を潤し続け、かつ未だに現役というのとは訳が違う!
最後の演説のシーンなんて本物かと思っちゃいました。
今の自分のポジションを理解しつつ、コミカルにそしてセクシーに、そしてなによりも普通に振る舞っているのには頭が下がります。なんて言うんですかね、本当にスクリーンの中にいるのがとても自然な事のように感じました。
★★★★★
昨日のアンストッパブルとは違った意味で週末にピッタリの映画。
何て言うんですかね?一週間の疲れが癒されるかのような心が豊かになる作品です。
今日たまたま映画館にフランス人女性らしき方がいらしたのですが、とても楽しそうに笑っていたのが印象的でした。冒頭の話ではありませんが、なんかパリで観てみたいなぁ...なんてふと思ってしまいました。
ちなみに原題の「Potiche(ポティッシュ)」とは、飾り物の豪華な壺とという意味から転じて名誉職なんて意味があるとの事。洒落てまんな(笑)。
あ、そういえば彼女の代表作のひとつである「昼顔」が2月からTOHOシネマズで開催される「第二回午前十時の映画祭」で上映されるので、大好きな方もまだ観たことがない方も是非!


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