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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Mourning...

2011.03.09

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所変われば品変わる...というわけではありませんが、いつも映画を観ていて一番関心するのがお「お葬式」。

もちろん火葬・土葬という大前提はあるのですが、それ以外にも告別式に相当するものや埋葬式など挙げ出すとキリがないはず。日本国内だって地方によって相当の違いがあるはずなので、国が違えば千差万別なのは当然。

スピーチの仕方ひとつ取っても、日本だったらよほどの(有名人や社葬のような)大きな式か極端に小さな式でもなければ大抵は喪主か親族が謝辞を述べる程度で、それ以外の人が告別式で喋るという事もないはずなんですが、映画で見る限りゆかりのある友人が生前の故人の思い出を教会で語るシーンなんかもなじみ深い反面、あれ?って思った人も多いのではないでしょうか。

反対に異様な程に違和感を抱くのがサングラス。

ほぼ年間を通して昼間は必ずサングラスをかけている自分ですら「それはアリ?」って思ってしまうから習慣というか国民性って不思議ですよね(笑)。

そしてここ最近で一番違和感を感じたのが昨年の8月6日に在日本アメリカ合衆国大使として初めて広島平和記念式典に出席したルース大使の周りに着席していたSPと思われる数人の人達のサングラス姿。

もちろんセキュリティー上の理由で視界が利くようにとの配慮でしょうが「あの場にサングラス?」なんて思った方もいらっしゃるのでは?

ただそれを遥かに上回るものを目にしてしまったんですよね...
LEDの電飾が棺桶や祭壇を囲んでいる姿を...

あれって本当なのかなぁ???


昨年度のカンヌ国際映画祭のパルム・ドール受賞作品。

ただし「世界はより小さく、より西洋的に、ハリウッド的になっている。でもこの映画には、私が見たこともないファンタジーがあった。それは美しく、まるで不思議な夢を見ているようだった。僕たちはいつも映画にサプライズを求めている。この映画は、まさにそのサプライズをもたらした。(公式HPより抜粋)」という審査委員長のティム・バートンの言葉にはいまひとつ同意しかねます。

だってそれじゃあ単に「東洋の神秘」的って感じって事でしょ?

好きな人は好きでしょうが、途中で席を立った3人の人の気持ちもよくわかるかなぁ...と。

☆☆☆☆☆

個人的には実写版「もののけ姫」という印象。

いずれにしても長過ぎます。もうちょっと1カッと1カットへの想いと尺を抑えて30分強削れればその世界観に付き合う事もできるのですが、正直途中ウトウトチャンスが一杯(笑)。

ただタイの人独特であろう死後の世界や現世との繋がりなどの世界観は観ていてイヤなものではありませんでした。

それにしてもさっきのサングラスの話じゃないですけれど不思議ですよね、結婚式はマネするのにお葬式は特別って...

民族として譲れないアイデンティティーがあるっていう事ですかね?

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