Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Obstinacy...
2011.03.02
先々週だかの週刊文春の特集記事で「サラリーマン時代にある程度の地位にいた人ほど再就職率が低い」という記事があった記憶が...
進み行く高齢化社会に関する特集だと思ったのですが、曰く、サラリーマン時代に役職に就いた事がある人ほどその時のプライドが邪魔をしてなかなか再就職できないのだそう。反対に大した出世もしなかった人(失礼)は現役時代の余計なプライドがない分、比較的短時間で見つかるのだそう。
確かにこのブログでも何度か書いた(それかツイッターでいつもつぶやいている)ように、この世代と思われる人の公共スペースにおけるマナーの悪さは特筆すべきものがあるのも確か。ぶつかっても謝らない、譲ってもお礼が言えない、待ってあげれば当たり前、耳が遠いフリをして大声で車内で携帯を使う。
どちらかと言えば色眼鏡で見られがちの一見ホスト風のチャラ男っぽい人のほうがよっぽど礼儀正しい。
これは団塊の世代なんて言われている日本独特のものなのかなぁ...と思っていたら、洋の東西を問わず年配の方は比較的意固地なようです(笑)。
ハリソン・フォード主演だっていうのに、天下の六本木ヒルズで1日2回しか上映しないって一体どうなってるの? そんなに落ちぶれちゃったの?? なんて言うのはとんだ取り越し苦労! これがまたいい味出してるのなんの♪
過去の栄光にすがっているアンカーマンのプライド丸出し具合とニュージャージーから出て来たヤル気満々の新人TVプロデューサーのバランスがとにかく楽しい。別にあてはめるわけじゃないけれど、スターウォーズにブレード・ランナー、インディアナ・ジョーンズと歴史に残る名作に出演してきたハリソン・フォード自身になぞっているように感じるから実に滑稽(笑)。
★★★★★
個人的にはダイアン・キートン演じる元ミスコンの古株キャスターがたまらなく良かった。コミカルな演技も得意なのは重々承知ですが、今回は脇役という事も含めてバランス的に最高..というか、実はこれと言ったメインキャラがあるようでないような不思議な設定。
だって普通この邦題だったら恋もニュースもハリソン・フォードと作ると思うじゃないですか(笑)。
「英国王のスピーチ」も「ソーシャル・ネットワーク」も良かったし、これから公開されるオスカー受賞作も気になるけれど、この作品が良いと思えないような人生は送りたくないと思える作品。
是非もう一度映画館で観たいと思います♪


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