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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Do you want a ring?

2011.12.05

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フイナム読者の世代から言うと、どうなんでしょう?婚約指輪に対するビジョンとか考える事ってあるんですかね?

一昔前は「給料の三ヶ月分」っていうフレーズが浸透していた気がしますが、別にこれとて正統な風習とか願掛けっていう訳じゃなく、単にダイヤモンドの流通を牛耳るデビアスが作ったコピー。その後郷ひろみが婚約発表の会見で口にした事から急速に広まったというもので、まぁアメックスの「出掛ける時は忘れずに」(これもしらないかな?)程度の事。確かにわかりやすい目安ではありますよね。普段のプレゼントよりも安すぎず、頑張ってもできない目標でもない。

今は様々な事がカジュアルになってきてしまっているので、もしかしたら指輪を贈らないなんて事もあるのかもしれないし、逆に指輪を贈るお金がないからプロポーズできないって思っている人もいるかもしれないし、そんなお金もない人と一緒になれるわけがないと決めつけてる人もいれば、とにかく一緒にいられるだけでいいって言う人もいるでしょうから、まさにそこは千差万別なんでしょう。

でも古くはワーグナーの「ニーベルングの指輪」や最近では「ロード・オブ・ザ・リング」、カレッジ・リングやチャンピオン・リングなんて言うように人々は指輪に込める想いっていうのが強い気がします。これは贈った人にも贈られた人にも通じる想いがそうさせているのでしょうね。

確かにはめ慣れた指輪をしなくなると、残された感覚っていうか指に馴染んでいた感覚を思い出す事ってありますよね。例えそれがファッションリングだったりしても、様々な思い出が詰まっているわけですから、それこそなくしたりしてから時間が経ったものでも、ふと着けていない事に気付いて慌てて捜して、あぁもうないんだった...なんて我にかえったり。

でもこの映画のように何らかの理由で記憶を失った挙げ句に気付いたら婚約指輪がカバンに入ってて恋人らしき女性が3人もいたらいたらそりゃあビビりますよね。一体俺は何をしたんだって(笑)。


まぁ可もなく不可もなく。
山田孝之はいいんだけれども、妖精のように出てくる女の子(二階堂ふみ)がとても可愛いんだけれども実年齢と後半の設定との間にギャップがあり(幼さが残り)過ぎで最後まで感情移入できず...というか最後に感情移入できず。あとラストもどっち付かずで何だかなって感じで、原作ではどうなってるんだろう?と若干消化不良かなと。

☆☆☆☆☆

コミカルな部分は充分に面白く暗さはない分、変にシュールな所が説明不足で中だるみ。これで原作通りならば脚本で少アレンジしても良かったんじゃないかな?内容とキャスト的に考えると「映画で」というくくりにするにはちと考えさせ過ぎ。

でも最初オフィシャルページを捜そうと、タイトルが思い出せなくて「指輪がほしい」で検索したら「指輪が欲しいと言ったら別れ話になりました」とか「貧乏なんですが、ショーメの指輪が欲しいです。」なんていうシュールな検索結果でビビりました。

やっぱり指輪っていうのは意味深なんですねぇ(笑)。

あ、ちなみにいわゆるRingって言うのはそもそもは「輪」を意味するわけで、指輪は本来はFinger Ringと言われ、それを耳にするからEarring(Ear Ring=耳輪=イヤリング)...なのはわかってま...すよね?

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