Private eye... - Boolog A Go-Go!（石光史明）

外国の映画なんかで耳にするPrivate Investigator（プライベート・インべスティゲーター）、要するに私立探偵の事。

とは言え日本の場合は捜査権などがあるわけでなく、あくまでも普通の職業のひとつであり我々一般市民と何ら変わらない権利しか持てないのに対し、アメリカの場合は州法によっても異なるけれど、銃の所持や正当防衛を目的とした小型武器の携帯や使用、バッジや許可証などが交付されるケースもあるそう。

だからという訳ではないでしょうが日本ではよっぽど浮気や身辺調査なんてのをしない限り、明智小五郎と少年探偵団で有名な「怪人二十面相」や「金田一耕助」なんていった小説や架空のお話の方が馴染みが深いのではないでしょうか。

ちなみにDaryl Hall & John Oats の名曲 Private Eyes ですが、Private Investigator の略語である PI をもじった隠語である Private Eye から来ているって事はご存知でしたか？ご存じなかった方、こう考えると歌詞の意味がスッキリしたのではないでしょうか。

まさか曲もアーティストも知らないって事はないですよねぇ...って、この流れから言えば当然今日はこの映画ですが何か（笑）？

「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」

個人的にはスーパースローを多用したり、ボクシングはプロ級の腕を持つという本来の設定に沿うのはいいけれど若干デジャヴ的に事前に戦い方を予測するシーンは食傷気味というか、変に1800年代から現代に引き戻された感じがして苦手。ちょうど時代劇に出ている演者さんが合間のCMで携帯電話の宣伝をしているくらいの違和感が。

とは言え、ロバート・ダウニーJr.は地を行くハマリ役だし、シリーズとして物語も変に重みを増さない感じが良いんではないでしょうか。

★★★★★

そういえばプロピアのヘアコンタクトがハリウッドでも重宝されているなんていう記事を大昔に読んだ事があるけれど、もしかしてジュード・ロウの額の上に乗っていたのってそうなのかな？なんて考えを巡らせながら見てしまいました（笑）。それにしても薄くなったなぁ...

ちなみに（今日はちなみにが多いですが）前述の「怪人20面相」シリーズをはじめ日本のこのジャンルにおける草分けとして名高い江戸川乱歩のペンネームが、同じくアメリカの推理小説の草分けであるエドガー・アラン・ポー（Edgar Allan Poe）をもじった名前だと言う事は有名な話...です...よねぇ？