HOME  >  BLOG

Creator Blog

柿本ケンサク演出家、映像作家、写真家kensakukakimoto.comtheatre-tokyo.com/

モノクローム

柿本ケンサク
演出家、映像作家、写真家

kensakukakimoto.com
theatre-tokyo.com/

Blog Menu

今回しにいくから待っててください

2012.10.24

このエントリーをはてなブックマークに追加

3a9207ff.jpeg

ムツゴロウ a.k.a 62560がいってることは


一見 いっちゃてるけど


実はかなりまともってゆうか

釈迦のような仏教の悟りの極地のような考えで


すべてにおいて、受け入れかたが はんぱない。


ある意味、最強のアーティスト。


たとえば

ブラックジャックによろしくの佐藤さんもまた

今の常識にたいして 常識をうちやぶる もしくは飛び越える もしくは違うフィールドをつくって

そのフィールドの中で生きていく価値観 みたいなものを形成してる

常識,テーゼ を視野において

意図的に アンチテーゼな行動や 表現を生みつづける。


その瞬間、社会は怯んだり、ばい菌が身体にはいった時みたいに よってたかってそのばい菌をやっつけようとする

けど 時代はうまくできてて 破壊がないと前進しない 戦争がないと発展しない から

それは社会も 考え方も一緒で 常に、ばい菌やアンチテーゼは必要。


人間が先にすすむように、そうゆう必要な要素の一つ。


完全に諸行無常だ。すべてのことは移り変わりつづける。

ぼくらはその移り変わるながい川の上にミクロの点のように存在してるだけ。

同じことは続かない。流行もすぐ変わるし、周期的にまわってくる。

河村くんの三茶の幸せもそう長く続かなかったように。


漫画や映画の今の形はもうほぼほぼ、完成系で 何かを破壊してかないと これ以上先にすすまない。

そのばい菌が僕らであるということだろ〜ね。


代官山アートストリートであった

質の高い良質なアート(お金持ちのステータスに留まっていない)

西野達さんだったり またはヨウジヤマモトさんなんかの

アート、思想、哲学に似てるような トコがあって

今の、世の中の 当たり前や 王道 エンターテインメントをよく理解していて、

それと違うことを やってる もしくは やりたい この辺がシアタートーキョーもリンクしてる


タケシさんのアウトレイジビヨインドもそう。


エンターテインメントっていいながら

暴力を生む映画をつくってる エンターテインメントなところはセリフの間をつめてテンポを早くしてるところ

役者のつくった間 とか全無視 分かりやすさ、見やすさを 今のバラエティみたいにしゃべったこと全部テロップで処理されるような

だれでも わかりやすい

考えなくても、わかる 時代に わかりにくい はやっぱり時代にあってない

だから 役者の常識もなにも関係ない。

いまっぽく、テンポよく間をつめる。


時代を俯瞰でみてるタケシさんは常にアンチテーゼだし

半歩先を歩くから こんな時代だから世の中、愛とか平和とか絆とか夢とか希望とか 

そんなきれいなことばかりいうんだけど 

そんなきれいごとだけじゃないっしょってゆう。

そもそも、人間が成長するためには 破壊が必要 = 暴力も必要なわけで


世の中、愛とか絆でいっぱいになってる時代だから あえて暴力映画をつくるわけだ。


いいとかわるいとかでなく、タケシさんなりの時代の進め方というか破壊の仕方なのかな


たぶん暴力映画が増えたら、きっと愛とか平和みたいな作品をつくるんでしょう。


62560は存在や言ってることすべてアンチテーゼだけど

実は彼なんかは今うまれてきたのが早すぎてて


もっともっと未来。


宇宙の歩き方みたいな本ができて、

今年の夏休みは マジェラン星雲に家族旅行いこうよなんていったり

日本の湿気みたいなもんで、マジ、地球の重力ありえないわぁ〜 なんてゆう話が当たり前になる時代には


彼のような受け入れ方が

常識になるような時代があるんだろうなと思います。なう。