ERO-Tea-CISM
松村宗亮
茶人 SHUHALLY代表
伝統を重んじながらも“茶の湯をもっと自由に!もっと楽しく!”というコンセプトによる活動が共感を呼び、全国の百貨店やギャラリーまた海外からも招かれ多数の茶会を開催。伝統文化によるチャリティイベントを主催するなど、日本文化の新たな伝統の開拓・発信に努め幅広く活動中。
shuhally.jp
フキダシに映る俺の...
2013.07.10
茶会のより フォーマルな形に
「茶事」
があります。
懐石や 濃いお茶の 「濃茶」
そして「薄茶」を頂く 合計で4時間弱ぐらいの茶の事なのですが
お客さまが茶室に向かう 身支度や一旦落ち着かれる部屋に
待合があります。
通常だとその床には 画賛や軸等が飾られるのですが
以前から僕はこういった ものを飾っていました。
ん?フキダシ?
そうです。フキダシです。
それも皆さんどこかで見たことがある このフォルム
手塚治虫先生のフキダシのフォルムです。
覗き込むと
よく知ったこの顔。。。
自分の顔だ!
と映り込むように鏡面で出来ています。
この作品は
現代美術家の
中村 ケンゴさんと
デリバリーワークス 俵藤ひでとさんとの作品。
一目惚れしてすぐ求めて 待合いに飾りました。
茶の湯の世界は 茶室では どんな立場の人間も
茶を介して
心を裸にして
素直な気持ちで 自然と 世界と そして主客相互に心通わすことが一つの目的。
そういった場に向かう前に何かを語るべきフキダシに映るのは
自分の顔。
そして心。
むしろ茶の湯の 待合いにぴったりジャン!
と 横浜弁丸出しで一人合点しちゃってるのです。
そんなお気に入りの作品に兄弟がやってきました!
漫画家志望の方々が集まるシェアハウスにこのTシャツの売り上げの一部が
寄付されるこのプロジェクト。
思想もかっこいいが 勿論 シャツもかっこいい!
思わず 床に飾ってしまいました!(撮影用にね)
このモコモコも素敵!
これ着て この鏡覗き込んで そんで そんで 茶室に向かう!?
もう なんか 大変 俺!!
ともう想像は膨らむバカりです。
そんな妄想暴走の先生尻目に 生徒ちゃんは何を語るのか。。
残尿感は増すばかりですねー
東京都現代美術館にて開催している
にて
中村ケンゴさんの作品も展示されています。
これも是非観に行かねば!