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シガアキオスタイリスト97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

シックスセンス

シガアキオ
スタイリスト

97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

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湘南。

2007.06.12

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ぶらり、湘南へ足を延ばしてみた。東横線で横浜、JRに乗り換え藤沢、そこから江ノ電でとりあえず江ノ島へ到着した。天気もいいし電車もたまにはいいもんだ。なんたって一時間足らずで着くし、日本一有名なローカル線かもしれない江ノ電なんて雰囲気も楽しめる。
駅に着くとさっそく歩いて江ノ島へ渡った。まずはランチが目的だから、さっさと目当ての食堂へ入る。今日のおすすめはキンメなのでそれの丼と、生しらすとサザエのつぼ焼きを注文した。あと生ビールだ。

 それらもさっさと腹に流し込むと、久しぶりにここらを歩いてみることにした。思うが橋を渡って江ノ島に入る時の風景は、「千と千尋の神隠し」の湯屋へと渡る橋の風景とどこか似ている。まるで湯屋「油屋」のような老舗旅館「えびすや」には一度泊まってみたい。その前の一本道の坂を登りきるとエスカー乗り場がある。これで島の頂上まで行き、さらに展望台エレベーターで上へ登ると風が吹いてて気持ちよかった。それから今度は島の奥へと。「山二つ」を越え岩屋の洞窟まで行った。中はひんやりしてこれまた気持ちよかった。洞窟は富士まで続くと伝説もあるがほんとだろうか。しかし暑かった。午前中の小雨がウソみたいだ。
そんな湘南、江ノ島であるけれど、湘南と言って連想するのはサザンよりもボクは「湘南爆走族」なのである。吉田聡氏の漫画、湘爆。これが連載してたのはちょうど中学生の頃。当時ヤンキー漫画といえば「ビーバップハイスクール」だったが、まるで「サザエさん」「ちびまるこちゃん」のように“歳を取らない”万年高校生(つまりオッサン)の淡々とした日常よりも、きちんと“卒業”と“青春の終わり”に向かって盛り上がりを見せる湘爆はドラマチックで素直に夢中になれた。ちなみに高校の終わり頃に始まった「スラムダンク」も最初はヤンキー漫画だと思ったし、舞台も湘南だったし、桜木のキャラもまるで江口だった。少なからずこの物語りの影響があると思う。
さて、江ノ島を出るとまた江ノ電に乗り、今度は七里ヶ浜へと移動した。そこでは古田夫妻、マス夫妻、ボクら夫婦と6人で夕飯を一緒に食べるため、鎌倉アンセルモにて待ち合わせをしていた。余裕をもって出たつもりだったが駅から距離があるのですこし遅刻した。ここは以前、先輩スタイリストから教えてもらった場所で、住宅街の中にある隠れ家的イタリアンレストランだ。その人の言うとおりニョッキがとても美味しかった。


いよいよ今月末、米国で販売が開始されるらしいiPhoneだが、泊り込んでまで入手したがる熱心な人って、日本じゃなくとも世界中どこも変わらないのね。


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