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刑事。
2010.01.08
昨日の話のついでの話。そんなわけでボクも子供の頃は息子と同じよう変身ヒーローが大好きでした。お受験に失敗した理由も、変身ポーズをし隣の家の屋根から飛び降り、そのまま病院搬送即入院だったから。ちなみにその時、自作の変身用マスクを被ってましたが頭半分の段ボールで作ったそれは、ライダーマンというか、パーマンというか、心配ないさのライオンみたいでした。
で、そんな頃、家の近所に遊び場にしてたマンモス団地があり、そこには当時人気の変身ヒーローを演じた若手俳優さんが住んでいました(ツイッターではうっかり実名を言いましたがblogでは書きません)。
ある日、いつものよう団地の公園に行くとピカピカのナナハンバイクが停まっていて、ボクは転がってた犬のデカイ糞を枝で拾ってそいつのシートになすりつけました。かわいい子見るとつい虐めたくなる的衝動(違うか)。すると、突然背後に気配を感じ、振り返ると例の若手俳優さんが立っていたのです。
「あ、○ャ○○!」
思うと同時にボクの顔面にキックが炸裂しました。蝶野ばりのケンカキック。いやバイクブーツでだからライダーキックか。今風に言えば水嶋ヒロが子供店長にマジギレてる感じですが、ヒロは殺気立った冷たい目をしてました。つーか、ヒーローん中でもさらに刑事(頭に○○刑事と付く)なんだから、それアウト! 涙と鼻汁と鼻血を振り撒きながら逃げ出したボクは心の中でそう叫びました。まあボクのした悪戯にもほどがありますが...
その日を境にボクの中で「正義のヒーロー」という虚像は死に、これからはデビルマンのように生きようと心に誓ったのでした。でーーーびーーーーるっ!!
イギリスの俳優さんらしいけど、家の様子がおかしいとカメラを設置してみたそう。幽霊よりもリアルな恐怖。
正式オリンピック種目に推薦。
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