フェンディのアート＆クラフトが東京藝術大学にて花咲きます。
2013.04.08 20:45
「アストゥッチョ」のタブレット、1971-72年秋冬
アートとファッションの融合は、いつの時代にも行われてきた尊い取り組みですが、東京藝術大学と〈フェンディ（FENDI）〉という、この両者の組み合わせは胸が躍ります。
現在開催中の「FENDI -UNARTAUTRE ～フェンディ＿もうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡～」は、〈フェンディ〉が創業以来大切に受け継いできたアート＆クラフトを集大成し、デザインの美しさとイタリアの伝統的なクラフツマンシップのもつ世界観を紹介する美術展です。
カール・ラガーフェルドのスケッチ
美術史家であり、美術評論家としてもイタリア国内外で活躍するエマニュエラ・ノビーレ・ミーノ監修による本展は、東京藝術大学の理解・協力を得て、東京藝術大学大学美術館で開催されています。
1970年～2013年までに制作された代表作約30点と、実際に使用された構図タブレットやスケッチなどのアーカイブが日本で初めて展示される貴重な機会となります。
「FENDI - UN ART AUTRE」会場イメージ
また、3つのスペースで構成された会場では、1960年代半ばから今日に至るまでの様々な進化の過程を見る人の視覚と触感をもって体験できます。
世界に先駆け、今春初めて日本で開催されるこの美術展、とても貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみて下さい。
Text_Ryo Komuta
FENDI -UNARTAUTRE
会期：〜4月29日（月・祝)
会場：東京藝術大学大学美術館 展示室3・4
住所：東京都台東区上野公園12-8
時間：10：00〜17：00
休館日：月曜日（4月29日は開館）
観覧料：一般 1200円、高校・大学生 700円 (中学生以下無料)
問い合わせ：03-5777-8600（ハローダイヤル）
www.geidai.ac.jp/museum