HOME  >  FASHION  >  FEATURE

FASHION_FEATURE

  • OLD
  • NEW

CONNECT with NAPAPIJRI 繋がる、ナパピリ。

2013.12.20

このエントリーをはてなブックマークに追加
ff_napapijri_theme03_vol1_main.jpg

イタリアを代表するプレミアムライフスタイルブランド〈ナパピリ(NAPAPIJRI)〉。アイコンはノルウェーの国旗です。ディテールを足すことに美学を感じていたこれまでとは対照的に、今シーズンはシンプルかつミニマルなコレクションを展開。フイナムでは、そんな新しく生まれ変わった〈ナパピリ〉をフィーチャー、ブランドが掲げる3つのテーマ「Slow Downtown・The Great Silence・Icebreaker Route」を軸に、その全貌に迫ります。

Photo_Masaki Sato(item)
Edit_Jun Nakada

あらためて知る〈ナパピリ〉というブランド。
〈ナパピリ(NAPAPIJRI)〉の名の由来は、フィンランド語の「北極圏」。〈ナパピリ〉の前身であるグリーン・スポート・モンテ・ビアンコS.p.A社が、1987年にイタリアのアオスタで創業したのが最初で、旅行者を満足させる、本格的で専門的なバックパックを提供するために設立されました。そして1990年、〈ナパピリ〉ブランドが誕生。
〈ナパピリ〉がスポーティなイメージを持つのはこのためです。ブランドタグとともに付けられるノルウェーの国旗は、ブランドの最も大切なインスピレーションである「旅」を表現。これは、20世紀初頭にノルウェーから偉大な探検家が多数輩出していることに由来します。
ちなみに〈ナパピリ〉は、30ブランド以上を擁する世界最大のライフスタイルアパレルカンパニー、VFコーポレーションの一員でもあります。〈ザ・ノース フェイス〉や〈ティンバーランド〉、〈バンズ〉などのグローバルブランドをはじめ、多くのブランドが名を連ねています。
そんな〈ナパピリ〉の今シーズンは、ブランドフィロソフィーである「旅」を軸に、サイクリングからアウトドアまで幅広いレンジで「究極のウィンターアドベンチャー」を提案しています。
ff_napapijri_theme03_vol1_sub1.jpg
Theme.03 Icebreaker Route
~ビビッドカラーを用いたエネルギッシュな世界~
テーマ2に続く3つ目、最後のテーマは「Icebreaker Route(アイスブレイカー ルート)」。燃えるようなオレンジがあしらわれたアイテムがキーとなる、寒い気温の中で体温を保護するための、いわゆるヘヴィーアウターをメインとしたコレクションを展開しています。豪華な毛皮の襟が特徴のダウンパーカーをはじめ、マクロジッパーやドローコード、コントラストカラーを盛り込んだものなど、インパクトのあるテキスタイルやカラーリングで、エネルギーに満ち溢れた世界観を表現。さらに言えば、ヘヴィーな見た目とは裏腹に、着用時のシルエットは至極モダンであることも特筆すべきポイントです。ラストのテーマに相応しく、〈ナパピリ〉が掲げる「究極のウィンターアドベンチャー」の精神が宿るコレクションと言えます。
「Icebreaker Route」コレクションを厳選ピックアップ。
ff_napapijri_theme03_vol1_sub2.jpg
[左から]アウター「ADOR」¥76,440、「SKIDOO」¥42,840
これからの寒い季節、重ね着にライトアウターで乗り切るのもひとつですが、カットソーに一着ヘヴィーなアウターで過ごすというのも、ある意味快適なコーディネートではないでしょうか。そこで紹介したいのがコチラの「ADOR」と「SKIDOO」。シンプルなファー付きジャケットとプルオーバージャケットです。「ADOR」はミリタリーアイテムで言う「N-3B」タイプ。前身頃のスナップボタンとジップで完全に風をシャットアウトするだけでなく、背面のウエスト部分に付いたベルトで絞りの調節が可能。一風変わったプルオーバージャケット「SKIDOO」は、サイドジップをガバッと開ければ容易に脱着、かつウエストのドローコードでシルエットも調節可能なアノラックタイプです。いずれも極寒の状況下を考慮したアイテムです。
ff_napapijri_theme03_vol1_sub3.jpg
ff_napapijri_theme03_vol1_sub4.jpg
アウター「OPEN SKIDOO」各¥65,940
こちらのジャケットは、上で紹介した「SKIDOO」のオープンジップ形。国旗(ノルウェー)の刺繍や、左肩に貼られた男心をくすぐるワッペンなど、随所にデザインを散りばめた一枚に。また、肉厚なボディに加え、艶を抑えたマットな質感が、高級感を漂わせます。胸元にさり気なく入ったブランドロゴの刺繍も見逃せません。重厚な一着、オススメです。
ff_napapijri_theme03_vol1_sub5.jpg
ff_napapijri_theme03_vol1_sub6.jpg
アウター「ATCHER」各¥57,540
メンズの重衣料は防寒性を求めると重くなりがちですが、こちらの肉厚なダウンジャケットは、丈夫で緻密なギャバジンをボディに採用し、表情に艶感を作り出すことで、それを払拭しています。着丈もやや長めで、太すぎず細すぎずなジャストフィットシルエット。裏地にはカモフラージュ柄をあしらい、遊び心も加えています。コンテンポラリーなウエアと好相性なので、好みに合わせた着こなしを楽しめる一着ですね。
ff_napapijri_theme03_vol1_sub7.jpg
ff_napapijri_theme03_vol1_sub8.jpg
フリース「TILDA」各¥15,540
冬山にはもちろん、デイリーウエアのミッドレイヤーアイテムとしても確実に活躍するフリース。生地は若干肉厚でボリューム感のあるボアフリースを使用し、優しい温もりと着心地を感じさせてくれる仕上がりに。また、パイピングのカラーリングがデザインのアクセントになっています。シルエットはややタイトで、フィット感と保温・運動性が計算されたルックスは実にスマートです。インナーとして重ねやすいだけでなく、アウターとして街で着ても様になるので、かなり重宝する一枚です。
ff_napapijri_theme03_vol1_sub9.jpg
ff_napapijri_theme03_vol1_sub10.jpg
[左から]ニット「DOBERON」 ¥17,640、カーディガン「DEXTER」¥23,940
ショールカラーニットのポイントはほかでもない"へちま襟"。その襟の赤色が差し色として効いている「DOBERON」は、異なる柄を組み合わせたユニークな一枚です。ニットだけで寒いときには、この上からダウンベストを羽織ってスポーツライクに着こなすのもありかと。右のカーディガン「DEXTER」は、ジップアップニットにダッフルコートのディテールを足した、これまたユニークなアイテム。ウールの素朴な風合いと短めの着丈、さらにゆとりのあるシルエットが、どことなく不思議な魅力を生み出しています。
ff_napapijri_theme03_vol1_sub11.jpg
次回は、フイナムでもお馴染みのあの人に「ナパピリの魅力」を、自身の着こなしを語ってもらいます。お楽しみに!

ナパピリ・ジャパン
電話:03-6434-0738
https://www.facebook.com/NapapijriJP

BACK 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10

FASHION FEATURE TOP

  • OLD
  • NEW