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FEATURE|梶原由景×栗原潤 〜ぼくらが腕時計に求めること。〜

梶原由景×栗原潤 〜ぼくらが腕時計に求めること。〜

Seiko Prospex Fieldmaster LOWERCASE Special Edition

梶原由景×栗原潤 〜ぼくらが腕時計に求めること。〜

スマホで時刻が確認できるいま、腕時計を着けるには理由が必要となる。ファッションとして、プロダクトとして、大人の嗜みとして。さまざまな理由があるなか、東京ファッションシーンのキーマンである梶原由景、そして〈ジャーナルスタンダード〉のディレクター栗原潤が求めることとは? 梶原が主宰する〈LOWERCASE〉がプロデュースを手がけた〈セイコー プロスペックス〉の「フィールドマスター」を軸に2人の対話から導き出す、現代的な腕時計の役割、そして選び方。

  • Photo_Kengo Shimizu
  • Text_Issey Enomoto
  • Edit_Hiroshi Yamamoto
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左:栗原潤 / ジャーナルスタンダード ディレクター

1975年生まれ。 1997年、ベイクルーズ入社。商品管理を経て、2000年よりバイヤーを担当。2016年よりジャーナルスタンダードのディレクターを務める。

右:梶原由景 / LOWERCASE代表、クリエイティブディレクター

1965年生まれ。「ビームス」を経て独立し、クリエイティブディレクターとして活躍。2015年11月、藤原ヒロシとコンテンツサイト「Ring of Colour」を立ち上げたほか、近年はアパレル関連企業の新規事業のコンサルティングに携わる。

うんちく云々ではなく、直感で「いいな」と思った。

ーまずは栗原さんにお聞きしますが、梶原さんが手掛けた「セイコー プロスペックス フィールドマスター」を見たときの第一印象を教えてもらえますか?

栗原:パッと見て「すごくかっこいい腕時計だな」と思いました。腕時計ってディープな世界で、マニアックな見方をする人も多いですが、この「セイコー プロスペックス フィールドマスター」に関しては、うんちく云々ではなく、直感で「いいな」と。

梶原:フィールドウオッチは、ジャーナルスタンダードの世界観にもピタリとハマりますよね。

栗原:そうですね。うちのお客様はきっと気に入ってくれるとひと目見て思いました。

汎用性が高く、いまのファッションにあわせやすい。

ー梶原さんが主宰するLOWERCASEがプロデュースを手がけたモデルは、前回はダイバーズウオッチでしたが、なぜ今回はフィールドウオッチなのでしょうか?

梶原:いまのファッションにマッチする腕時計として、僕の頭のなかで真っ先に挙がったのがダイバーズウオッチでしたが、フィールドウオッチもそれに負けず劣らずいまのファッションと相性がいいものだと考えていたからです。

ーフィールドウオッチにも様々なタイプがありますが、梶原さんがプロデュースを手掛けるうえで意識したこととは?

梶原:いまのファッションにふさわしいデザインと機能性を備えていることと、セイコーのレガシーを生かすことです。タウンユースにふさわしいサイズ感や優れたタフネスと、セイコーの歴史的名作からインスパイアされたクラシカルなデザイン、そして独自の外胴プロテクター構造を融合させることで、今回のモデルが生まれました。

栗原:前回のダイバーズウオッチも魅力的でしたが、今回のフィールドウオッチもいいですよね。汎用性が高く、どんなスタイルにもあわせやすそうです。

「セイコー プロスペックス フィールドマスター LOWERCASEプロデュースモデル」共通スペック:ソーラー充電機能/強化プラスチック製外胴プロテクター/ステンレスケース/ナイロンストラップ/20気圧防水 左「SBDJ027」¥37,000+TAX、中央「SBDJ028」¥42,000+TAX、右「SBDJ029」¥42,000+TAX

ー今回リリースされるフィールドウオッチ3モデルそれぞれのおすすめコーディネートを教えてもらえますか?

栗原:シックなブラック×ブラック(写真左)はスーツやジャケットにもあわせられそうだし、カーキ×ベージュ(写真右)はアウトドアやミリタリーといったアメカジスタイルと相性が良さそう。ブラック×ブラウン(写真中央)はその中間で、カジュアルでもジャケットスタイルでもどちらでもいけそうですね。いずれのカラーも、いまどきのカジュアルスタイル全般にすんなりと馴染んでくれると思います。

軽やかでつけ心地がいいナイロンストラップの魅力。

ーディテールに関してはいかがでしょうか?

栗原:このモデルは、ナイロンストラップがひとつのポイントになっているかなと。見た目だけでなく実際にも軽いうえに、ファッション性も高い。つけ心地も快適です。

梶原:以前から、ミリタリーテイストのナイロンストラップが個人的に好きで。もともとメタルバンドだったものをナイロンストラップにチェンジしてしまうことが多かったし、まわりにもそうする人は少なくなかった。だったら、最初からナイロンストラップにしておくのもアリなのでは? そう考えて、今回のモデルに採用しました。

ありそうでなかった絶妙な価格帯。

ー栗原さんにとって腕時計とはどういう存在ですか?

栗原:男のアクセサリーとして大切なファッションアイテムであるとともに、時刻を確認するための道具でもありますが、どちらかというと道具寄りですかね。道具であるゆえに、ガシガシ使っても壊れない頑丈さがとても大事。これならあらゆるアクティビティにも対応できるんじゃないかなと。

腕時計が面白い時代が再びやってきた。

梶原:その点、このモデルはとても頑丈ですよ。20気圧防水を備えているし、デザイン的な特徴にもなっている外胴プロテクター構造は、衝撃からムーブメントを保護する役割があります。そのうえソーラー充電なので電池切れの心配もありません。

ーバイヤーの観点から見て、価格はどうですか?

栗原:値頃感はあるけど、安くはない。ありそうでなかった絶妙な価格帯だと思います。

梶原:はい、まさにそこを狙いました(笑)。個人的に感じるのは、ここ1、2年で、腕時計の位置付けが変容しつつあるということ。それまでは、数十万円以上する嗜好品としての高級腕時計と、機能性重視の1万円前後のカジュアルウォッチに二極化していましたよね。

ところが最近、腕時計のファッションアイテム化が急速に進み、高級腕時計とカジュアルウォッチの中間層が面白くなってきているように思うんです。それはつまり、選択肢が広がったとも言えるわけで、腕時計が面白い時代が再びやってきたと言えるかもしれませんね。

ジャーナル スタンダード エクスクルーシブモデル ¥40,000+TAX(ジャーナル スタンダード 表参道 03-6418-7961、ルクア大阪店 06-6347-0294、新宿店03-5367-0175)

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